ラミー新ジャーナル登場
2018-06-08 18:37:44
ラミーが新たに展開するデジタルとアナログの融合ジャーナル「specs」
ラミーが新たに創刊したブランドジャーナル「specs」は、アナログとデジタルを融合させた新しい試みです。このジャーナルは、特に調和の取れたデザインと機能性を重視したラミーの製品ラインに関連する情報を提供します。特に代表作である「LAMY 2000」は1966年に発表されて以来、世界中のデザイナーたちとコラボレーションを続け、デザイン賞を数多く受賞してきました。これは、バウハウスの思想を取り入れた結果とも言え、その影響は今日に至るまで続いています。
今回の「specs」は、ラミーがデザイン50周年を迎えるにあたり、ブランドの歴史や哲学に光を当てる形で作られました。世界巡回展「thinking tools展」のクリエイティブディレクションを担当したメレー・ウント・メレー社と再び手を組んでいる点も注目ポイントです。このジャーナルのモottoは「not just a pen」つまり、単なる筆記具ではなく、ラミー製品が提供するライフスタイルを提案していくことを目指しています。
「specs」の最大の特徴は、AR(拡張現実)技術の搭載です。読者は、LAMY specsアプリをダウンロードすることで、スマートフォンやタブレットを通じて特定のページをスキャンし、ペンが動き回ったり、動画を再生したりするなどのインタラクティブな体験を楽しむことができるようになります。この機能は他の雑誌にはない新しさを感じさせ、ラミーの製品に興味を持つファンをさらに惹きつける要素となっています。
さらに、2018年後半のブランドキャンペーンでは、幾何学的な図形とペンを組み合わせたキービジュアルが登場し、店頭やオンラインでも楽しさのあるビジュアル展開が施される予定です。ジャーナルは年3回発行され、6月、9月、12月にそれぞれ配布が開始されます。
この「specs」は、ラミー製品を購入した方に限り、全国のラミー取扱店で配布されることが決まっています。これにより、ラミーの製品を手にするだけでなく、その背景にあるデザインや哲学に触れる機会を提供する狙いがあります。
さらに、創刊を記念してインスタグラムキャンペーンも実施され、参加者はAR体験をシェアすることでLAMYのペンが当たるチャンスがあります。このようにして、ラミーはファンとのエンゲージメントを深めるとともに、新たなライフスタイルの提案を行っていきます。
ラミー社は1930年にドイツの美しい古都ハイデルベルクで設立され、様々なデザイナーとの共創により独自の筆記具を生み出してきました。そのものづくりの環境に対するこだわりは強く、インクの調合や金型製作まで自社で行っています。これにより、高品質の製品を一貫して展開することが可能となっており、デザインだけでなく性能でも優れた製品を提供し続けています。
また、DKSHジャパンはラミーの日本市場における重要なパートナーで、消費財や生産資材など多岐にわたる事業を展開しています。特にスイス製の高級筆記具や時計などを日本に紹介し続けています。ラミーの新しい記録「specs」に注目し、そのエッセンスを感じることを楽しみにしている方々も多いでしょう。未来のラミーがどのように進化していくのか、期待が高まります。
会社情報
- 会社名
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DKSHジャパン株式会社
- 住所
- 東京都港区三田3-4-19DKSHジャパン三田ビル
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