物流アウトソーシングのオープンロジ、資金調達で更なる事業拡大へ

株式会社オープンロジは、新たな資金調達を実施し、更なる事業拡大を目指すことを発表しました。今回の資金調達により、同社は人材採用や経営基盤強化を進め、サービスの拡充を図るとともに、革新的な物流サービスの構築を目指します。

シンプルな物流サービスで高い評価

オープンロジは、「物流をもっと簡単・シンプルに」をコンセプトに、倉庫会社ネットワークを活用した低価格な物流アウトソーシングサービスを提供しています。従来の複雑な料金体系や煩雑な手続きを排除し、オンライン上で簡単に利用できるサービスを実現。中小規模のEC事業者から個人利用者まで、幅広いニーズに対応しています。そのシンプルさと低価格、そして高い利便性から、TechCrunch Tokyo 2014審査員特別賞など高い評価を受けています。

第三者割当増資と新たなメンバー

今回の資金調達は、第三者割当増資という形で実施されました。引受先は、国内外のネット・モバイル業界に幅広いネットワークを持つインフィニティ・ベンチャーズLLP（及び関連ファンド）です。同社はベンチャー投資において豊富な実績を持ち、オープンロジの事業成長を強力にサポートしていく予定です。今後数億円規模の追加投資も検討されているとのことです。

また、今回の増資に合わせて、新たなメンバーも加わりました。

小林雅氏（社外取締役）： 東京大学工学部卒業後、アーサー・D・リトル、エイパックス・グロービス・パートナーズを経て、インフィニティ・ベンチャーズLLP共同設立。多くのベンチャー企業の支援に携わってきました。
須田仁之氏（監査役）： 早稲田大学商学部卒業後、複数の企業を経て、現在は複数のベンチャー企業の役員・アドバイザーを務めています。弁護士ドットコム株式会社、株式会社クラウドワークスの監査役も歴任。
水永政志氏（経営顧問）： スター・マイカ株式会社代表取締役会長。三井物産、ボストン・コンサルティング・グループ、ゴールドマン・サックス証券などを経て、現在は複数の企業の経営アドバイザーを務めています。

これらの経験豊富な人材の参画により、オープンロジの経営体制は更に強化され、今後の事業展開に弾みがつくことが期待されます。

今後の展望

オープンロジは、今回の資金調達を足掛かりに、更なるサービス拡充を目指します。具体的には、新たなテクノロジーの導入や人材育成などを行い、より効率的で顧客満足度の高いサービスを提供していく方針です。また、新たな物流サービスの構築にも取り組んでいくとしており、物流業界に新たなイノベーションを起こす可能性も秘めています。

今後のオープンロジの動向から目が離せません。

株式会社オープンロジの概要

会社名：株式会社オープンロジ
設立：2013年12月
所在地：東京都渋谷区渋谷
代表者：代表取締役CEO 伊藤秀嗣
資本金：65,000,000円（資本準備金を含む）
事業内容：物流Eコマースサービス
URL：https://openlogi.com