近年、食の多様性や健康志向の高まりから植物性食材への注目が集まっています。そんな中、昭和産業が新たに発表したブランド『SOIA SOIYA』は、その可能性を一層広げるものとして注目されています。
この新ブランドの特長は、自由自在に調理できる大豆たん白新商品を提供することです。「SOIA SOIYA(ソイアソイヤ)」というブランド名は、大豆の「ソイ」と、願いを意味する「素意」を掛け合わせたもので、まさに新時代の食材を象徴しています。
昭和産業は、1969年に大豆たん白食品『昭和フレッシュ』を発売以来、長年にわたる技術開発を行ってきました。近年、世界的な食糧問題やサステナブルな社会への移行が求められる中で、大豆たん白の新商品開発に成功し、これまでにない美味しさと食感を兼ね備えた製品を提供します。
『SOIA SOIYA』の新商品は、形や味付けのバリエーションが魅力で、ダイスやブロック、スティック、麺状にカットでき、あらゆる調理法に対応可能。例えば、長細くカットしてパスタやラーメンの麺として使えたり、スティック状に揚げることで香ばしいフライ料理にしたりと、創作料理にも最適です。そして、これらの製品は大豆が主成分であるため、旨みと食物繊維が豊富で、健康的な低糖質食材としても注目されています。
■ 技術センターの想いと商品概要
新ブランドの立ち上げにあたり、プラントベースフードプロジェクトリーダーの山田氏は、誰もが気軽に植物性食品を楽しめることを目指して開発を進めたと語ります。この新商品は単なる代替肉ではなく、自由に形を変え、味付けを楽しむことができるのが最大の特長です。
開発された大豆たん白製品は、業務用加工食品としてビジネスシーンでも活用が期待されており、冷凍食品としての取り扱いが行われる予定です。
■ 日本料理とのコラボレーション
更に、発表を記念して日本料理店「鈴なり」とのコラボレーションもスタートします。7年連続でミシュランの星を獲得した名店で、大豆たん白新商品を使った特別コース料理を提供予定です。
このように『SOIA SOIYA』は、今秋からの販売開始を控え、料理の新たな可能性を探るプロジェクトが盛りだくさんです。新しい食材として、是非あなたの食生活にも取り入れてみてはいかがでしょうか。今後の展開に期待が高まります。