ペンタセキュリティ、WAF部門で栄冠を掴む
韓国に本社を置く情報セキュリティ企業、ペンタセキュリティ(Pentasecurity)は、フロスト&サリバンが主催する「2024 Best Practices Award」において、WAF(Web Application Firewall)部門で「2024年 カンパニー・オブ・ザ・イヤー」に選出されました。この受賞は、ペンタセキュリティがいかに業界での存在感を発揮しているかを示す重要な指標です。
フロスト&サリバンの評価基準
フロスト&サリバンは、毎年世界中のさまざまな企業を評価し、リーダーシップや技術革新、顧客サービスにおいて素晴らしいパフォーマンスを示した企業を表彰しています。「カンパニー・オブ・ザ・イヤー」とは、それぞれの業界での成功を収めた企業に与えられる栄誉であり、特に成長戦略や製品開発の実績が評価されます。
ペンタセキュリティの強み
今回の受賞において、ペンタセキュリティはそのインテリジェント型WAF「WAPPLES」やクラウド型WAF「Cloudbric WAF+」の機能が高く評価されました。WAF機能の他にも、APIやSSL、レイヤー7(L7)の保護においても優れたセキュリティカバレッジを提供しています。特に、特許を取得したロジックベースの検知エンジンは、攻撃の特性を把握し、正確な検知を行うことから、誤検知率を低下させることに成功しています。
WAPPLESとは?
高度な攻撃防御を実現
「WAPPLES」は、世界700,000以上のWebサイトを保護する、アジア・パシフィック地区でのマーケットシェアNo.1のWAFです。この製品は、独自の論理演算ロジック型検知エンジン(COCEP™)を搭載しており、WebハッキングやDDoS攻撃、個人情報漏えいなどの脅威に対処しています。これにより、企業は安全なWeb環境を維持することが可能になります。
Cloudbric WAF+ について
「Cloudbric WAF+」は、日本・韓国・米国で特許を取得したクラウド型WAFサービスです。このサービスは、WAF機能の他にもDDoS攻撃防止、SSL証明書、脅威IPの遮断など、セキュリティ確保に必須とされる機能を完備しています。さらに、マネージドサービスが提供されており、専門的な知識を持たない企業でも容易に導入可能です。
ペンタセキュリティのビジョン
ペンタセキュリティは、韓国を代表する情報セキュリティ企業として高い技術力を誇り、データ暗号化プラットフォーム「D’Amo」や、認証セキュリティを提供しています。世界114か国でビジネスを展開する中、IoTセキュリティやブロックチェーン技術を用いた新たなサービス開発にも力を注いでいます。
このように、ペンタセキュリティはWAF市場において革新性を発揮しつつ、今後もさらなる成長が期待されます。受賞を通じて、その実力が広く知られることとなり、企業にとって必要不可欠なセキュリティソリューションとしての地位を確立しています。