TAMASHII NATION 2024 オープニングセレモニーレポート:伊藤英明さんのフィギュア愛が炸裂!
2024年11月15日、秋葉原にて開催されたフィギュアイベント『TAMASHII NATION 2024』のオープニングセレモニーを取材しました。
今年のイベントテーマは「ココロ踊る、フィギュア体験」。株式会社BANDAI SPIRITSコレクターズ事業部ゼネラルマネージャーの高橋慶修氏によるプレゼンテーションでは、来場者が心躍る仕掛けが随所に施されたブースの数々や、世界展開に向けた意気込みが語られました。
そして、スペシャルゲストとして登場したのは、俳優の伊藤英明さん。昨年に引き続き2度目の登壇となる伊藤さんは、変わらぬフィギュア愛を熱弁。秋葉原を巡回するほどの熱心さで、イベント会場に足を踏み入れた瞬間の興奮を「ココロが踊り狂ってます!」と表現するほどでした。
特に印象に残ったのは、超合金の緻密な造形や聖闘士聖衣神話EXシリーズへの熱い想いを語る姿。会場に展示された『超合金 CHOGOKIN ROBO 50』の背面に描かれたポピーのロゴや、あずきバーのザラザラ感を再現した質感に感動したと語っていました。また、『聖闘士星矢』の新作発表にも心を躍らせていた様子が印象的でした。
イベントPV上映後、伊藤さんは建造中のコロニーを模した展示に大興奮。「想像力を掻き立てられる、製作者の思いが詰まった素晴らしい作品」と絶賛していました。さらに、自身も所有しているというダンバインのリニューアル版や、幼少期の思い出を語るゴールドライタンへの想いを熱く語ってくれました。
秋葉原UDX 2FのAKIBA_SQUARE ROBOT WORLDでは、『機動戦士ガンダムシリーズ』45周年を記念した展示が多数。特に「コロニー SPACE COLONY side7 1st ver.」の精密な再現に20分間も魅入っていたといいます。その出来栄えに感嘆し、「ほこりが被らないよう、ケースごと作ってほしい!」とユーモラスな要望も飛び出しました。
また、ROBOT魂<SIDE MS>MA-08 ビグ・ザム ver. A.N.I.M.E.の重厚感と可動域の高さ、そしてドズルの怨念まで表現されたディテールに圧倒され、「ココロが踊り狂っちゃいます!」と興奮を隠せない様子でした。
ベルサール秋葉原1FのANIME & GAME WORLDでは、『ドラゴンボールシリーズ』や『聖闘士星矢』の展示が来場者の心を掴んでいました。伊藤さんは黄金聖闘士の13人目追加発表に喜びを爆発させ、自身のフィギュアコレクションの“衣替え”エピソードを披露するなど、飾らない人柄が垣間見えました。さらに、『ドラゴンボールDAIMA』ゾーンでは、幼少期孫悟空のラインナップ増加をリクエストしていました。
ベルサール秋葉原B1FのLIVE ACTION WORLDでは、『仮面ライダーシリーズ』の展示に感銘を受けた伊藤さん。「歴代のライダーたちがライダーキックで展示されているコーナーは必見です!」と来場者へのメッセージを送っていました。
そして、今回初解禁となった「S.H.Figuarts(真骨彫製法) ウイングマン」の展示に、主人公の誕生日が自身と同じであることに運命を感じ、「漫画、アニメ、そしてフィギュア化と、本当に嬉しいです」と大喜び。さらに、自身のフィギュア試作品がウィングマンと共に展示されることが発表されると、感極まった様子でした。
最後に、未来のフィギュア体験について問われた伊藤さんは「アバターとしてフィギュアと一体化し、VRと連動して仮想現実の中でロボットの内部を探索したり、操縦を体験したい」と、そのフィギュア愛は尽きることがありませんでした。
イベントでは『ガンダムシリーズ』、『仮面ライダーシリーズ』、『ドラゴンボールシリーズ』、『聖闘士星矢』など、数多くの話題作の最新フィギュアが展示・販売されました。特に注目を集めていたのは、超合金 RX-78F00/E ガンダム、ROBOT魂<SIDE MS>RX-78F00/E ガンダム、ROBOT魂<SIDE MS> MA-08 ビグ・ザム ver. A.N.I.M.E.、S.H.Figuarts スーパーサイヤ人孫悟空-Z戦士-、S.H.Figuarts 仮面ライダーガヴポッピングミフォーム、S.H.Figuarts 仮面ライダーヴァレンチョコドンフォーム、S.H.Figuarts(真骨彫製法) ウイングマンなどです。
『TAMASHII NATION 2024』は、フィギュアファンにとってまさに夢のようなイベントでした。伊藤英明さんの熱意と、最新のフィギュアの数々が織りなす、忘れられない体験となりました。