日髙シェフが伝える、家庭で楽しむ本格イタリアンのレシピ集

日髙シェフの魅力的なイタリアンレシピ本が登場

11月28日、日髙良実シェフの新刊『イタリアンを極める日髙シェフのおいしい理由』が発売されます。この本は、イタリアの特有の地方料理を日本に根付かせたシェフの日髙が、その豊かな経験と技術をもとに家庭で作れるレシピを紹介します。特に、アクアパッツァやバーニャカウダなどの代表的なイタリアン料理が、自宅で手軽に楽しめるよう工夫されている点が特徴です。

本書は2部構成になっており、第1章では日髙シェフが修業時代に関わった料理の数々を紹介しています。特に、彼が初めて研修を受けた師匠であるルイジ・フィダンザ氏の料理や、イタリア各地で出会った郷土料理が登場します。全62点にも及ぶレシピからは、シンプルでありながら深い味わいのある料理が再現できます。

第2章では、日髙シェフの店「リストランテアクアパッツァ」で提供される人気料理のレシピが掲載されています。34年の歴史を持つ名店から生まれる、ボンゴレパスタや魚介料理のレシピは、家庭でもプロの味が楽しめるものとなっています。特にアクアパッツァは、多くのファンを持ち、豪華な海の幸を引き立てる料理として知られていますが、このレシピを通じて本格的な味をお届けします。

日髙シェフは、YouTubeチャンネル「日髙良実のアクアパッツァチャンネル」を運営しており、40年以上前に学んだ師匠の料理を思い出しながら、素材を生かしたアプローチで新しいレシピを提示しています。

さらに、彼の修業先で学び取ったイタリア家庭料理も紹介されており、普段の食事にぴったりなシンプルで美味しい料理が盛り込まれています。例えば、イタリアの田舎で楽しむ朝食のスープや、名作スパゲティなど、日髙シェフが「イタリアの宝」として感じる料理が33品も紹介されています。

最後には、著者の日髙シェフの思いが詰まったメッセージが載っています。修業時代に触れたイタリアの家庭料理が、今もなお価値があるのは、そのおいしさが根底にあるからだと語ります。彼は、異文化を知ることによる楽しさを大切にし、多くの人にイタリアの料理を届けることが自らの使命だと強調しています。

この本は、家庭で楽しむイタリアンを望むすべての方にとって貴重なガイドとなるでしょう。今後の日髙シェフの活動と新しいレシピにぜひご期待ください。