革新技術の誕生
株式会社TOK(東京都板橋区)は、この度「遠隔ロック解除クラッチ機構」を新たに開発しました。これはボタン一つで回転軸のロックを遠隔で解除できる革新的な機構です。長年培ってきた技術を基盤とし、用途を広げるための汎用的な機構技術として設計されました。
遠隔ロック解除クラッチ機構の特徴
本機構は、2つのワンウェイクラッチと油圧制御を組み合わせたもので、遠隔操作によるロックとフリーの切り替えが行えます。操作部を押している限り回転軸のロックは解除され、手を離すことで再びロックがかかる仕組みになっています。これは特に医療分野での利用が期待され、企画から製品化、市場投入までのプロセスで関係者と密に連携しながら進められています。
この技術の優れた点は、片手での操作を想定した設計にあります。油圧式で制御するワイヤーコードを採用し、安定したクラッチ動作を実現しているため、使い勝手は抜群です。また、解除ボタンを遠隔に配置できるため、構造が複雑になりがちな製品でも操作がしやすくなっています。特に、フレキシブルアームやスマートフォンスタンドなど、位置や角度を調整する製品において、直感的にロックとフリーを切り替えられる設計が魅力です。加えて、この機構は電源や電子制御を必要としないため、全体の構造がシンプルになり、製品を軽量化・コンパクト化することができます。
株式会社TOKの技術背景
株式会社TOKは、創業から50年以上にわたり、機械要素部品の設計・製造に携わってきました。1970年代には世界初の樹脂ベアリングを開発し、以来、さまざまな機械要素部品を市場に送り出してきました。ワンウェイクラッチの技術に関しても、30年以上の経験があります。これらの技術は、医療機器、家具、電化製品など、多岐にわたる分野で活かされています。
利用シーンと未来展望
新開発の遠隔ロック解除クラッチ機構は、様々な応用可能性を秘めています。医療機器の他、家具や家庭用品などにも応用が見込まれ、生活の利便性を向上させることが期待されます。今後も株式会社TOKは、電気を必要としない機械式の優れた構造を基に、多様な製品の開発に力を入れていく方針です。
会社概要
株式会社TOKは、機械の動作、構造を支えるメカニカルコアパーツを提供する会社です。ベアリングやロータリーダンパーなど、多様な製品を通じて、モノづくりに貢献しています。最新の技術革新を通じて、未来の可能性を広げる取り組みを続けていきます。詳細な技術については、公式ウェブサイトをご覧ください。
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