日本初のインフルエンサー系ベンチャーキャピタル「iFund」が誕生
インフルエンサーやアスリートを取り入れた新しい形のベンチャーキャピタル「iFund」は、日本で初めての試みとして注目を集めています。このファンドは、YouTubeで知られるJJコンビのジローさんとジョージさんが参画し、より多くのスタートアップ企業へのリスク投資を促進することを目的としています。
設立の背景
明神洸次郎氏と北濱丈司氏は、これまでも個人として様々なスタートアップ企業への投資を行ってきました。彼らは、これまでの経験を活かし、iFundを通じてリスク投資のスケールアップが実現できると確信しています。近年、日本のスタートアップエコシステムは、独立系VCや政府系ファンドの増加により活気を帯びています。
しかし、海外の投資事情を見ると、アメリカのアシュトン・カッチャーやウィル・スミスのような著名人がスタートアップに積極的に関わっている姿が見受けられます。このような国際的な流れの中、日本におけるインフルエンサーによる投資の重要性が高まっているといえるでしょう。
投資方針
iFundは、特にプレシードからシード期のITスタートアップ企業に焦点を当てる方針を掲げています。近年、YouTuberが新たな職業として台頭してきた背景には、これまでに存在しなかった形式での楽しいコンテンツが提供され、多くの人々の支持を集めている点があります。そのため、iFundはAR/VR、eSports、マーケティング分野など、革新的なサービスを提供する企業への投資を重視しています。
このファンドによって、スタートアップ企業が提供する優れた体験を多くの人に届ける支援ができると考えられています。インフルエンサーとしての影響力を持つ彼らが、企業の魅力を引き出し、新たな市場を切り開く手助けを行います。
ファンド概要
iFundの具体的な情報は以下の通りです。
- - ファンド名: iFund1号投資事業有限責任組合
- - 無限責任組合員: iFund有限責任事業組合
- - 主な組合員: 明神洸次郎、北濱丈司、加藤匠馬
- - ファンド規模: 5億円(予定)
- - 主な投資対象: AR/VR、eSports、マーケティングなどのコンシューマー向けサービスを提供するITスタートアップ企業
まとめ
iFundの設立は、今後のスタートアップ活動への新たな支援の形を示しています。特に、インフルエンサーやアスリートがファンドの主要メンバーとなることで、革新的なビジネスモデルが生まれる可能性が高まります。スタートアップ企業に対する投資がどのように進むのか、私たちも注目していきたいところです。
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