ケア35周年イベント
2022-08-10 15:06:38

ケア・インターナショナル ジャパン35周年イベント開催 - 貧困削減の歩みを振り返る

ケア・インターナショナル ジャパン 35周年記念イベント



途上国の貧困削減に貢献している公益財団法人ケア・インターナショナル ジャパンは、創立35周年を迎えたことを記念して特別なイベント「35年の歩み、過去、現在、未来」を2022年9月3日に開催しました。東京都新宿区にあるJICA地球ひろばで行われたこのイベントは、多種多様な参加者を迎え、これまでの活動を振り返るとともに今後の展望について議論を深めました。

記念イベントの詳細



イベントは、13時30分から15時30分にかけて開催され、事前に参加申し込みを行った人々が集まりました。会場はオンライン参加も可能で、参加者は現場で直接またはリモートでイベントを楽しむことができました。イベントは、感謝の意を表するとともに、今後の活動の方向性について考える重要な場となりました。

プログラムは、まず事務局長による報告から始まり、続いて国際的な視点を持つゲストスピーカーの挨拶がありました。特に注目を集めたのは、イリディオ・シメネス・ダ・コスタ東ティモール民主共和国大使の挨拶です。彼は、途上国支援の重要性や女性の自立支援について言及し、その意義を深めていきました。

基調講演とパネルディスカッション



その後の基調講演では、長谷川祐弘氏が「東ティモールの開発支援において、NGOが留意しておくべき国家の指導者たちの志」のテーマで話をしました。長谷川氏は京都芸術大学の特別教授であり、国際平和構築センターのセンター長を務めています。彼の講演は、途上国の支援における具体的な課題について洞察を与えるものでした。

続くパネルディスカッションでは、東ティモールやルワンダでの経験を持つ参加者たちが揃い、開発支援事業におけるジェンダー視点の重要性が話し合われました。田中由美子理事や伊藤洋子現地事業統括などのエキスパートが、それぞれの立場から意見を述べ、参加者たちと意見を交換しました。この場は、参加者にとって現地の課題や成功事例を知る貴重な機会となりました。

支援活動への参加



参加者全員がケア・インターナショナルの理念を共有し、今後ともより深く関与したいという熱い思いを持つことが強調されました。イベントは、理事長の閉会の辞で締めくくられ、参加者たちは貧困削減のために自分たちができることに思いを新たにし、帰路につきました。

このように、ケア・インターナショナル ジャパンの35周年記念イベントは、これまでの軌跡を振り返るとともに、未来へ向けた明確なビジョンを持って進むための重要なステップとなったのです。今後も引き続き、途上国の女性や女子の自立支援を通じて、より良い未来を築いていくことが期待されます。

会社情報

会社名
公益財団法人ケア・インターナショナル ジャパン
住所
東京都豊島区目白2-2-1目白カルチャービル5階
電話番号
03-5950-1335

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