川口和寿氏による彫り細工実演イベント
2025年5月31日、東京の銀座にあるベーネ銀座サロンにて、彫り職人川口和寿氏の特別なLIVEイベントが開催されます。本イベントでは、川口氏がその絶技を披露し、彫り細工の魅力を参加者に直に体感していただく機会を提供します。参加は完全予約制となっており、彫金の奥深い世界に触れる希望の扉を開けます。
彫り細工とは何か?
彫り細工は、金属を滑らかな地金にタガネ(鋼製の彫刻工具)を使って彫り込む技術で、彫金とも呼ばれます。日本では特に和彫りとして知られ、古代から伝承されてきた技術の一つです。その歴史は弥生時代にまで遡り、神社や仏具の装飾を通じて受け継がれてきました。江戸時代には、かんざしや帯留め、さらには刀の装飾にいたるまで、和彫り技術が花開いた時代でもありました。
一方、洋彫りはイタリアから発展して世界各地に広まった彫金技法です。異なる文化を背景に持つこれら二つの技術を融合させることで、川口氏のジュエリーは、常に新しく、時代を超えた美しさを醸し出しています。この絶妙な融合は、彼の彫りによって実現されており、技術はもちろん、感性が大事な要素となります。
技術と感性の調和
川口氏の作り出すジュエリーは、数ミリの幅で彫りを施し、その細かな部分には全て宝石が彫り留めされるという緻密さがあります。さらに、細かな砂状のテクスチャーはすべて彫りで完結しています。彼の創り出す静謐な美しさは、見る者を魅了せずにはいられません。また、彼が生み出す「Everlasting継続する美」は、時間を超えて輝き続けるジュエリーを象徴するフレーズとして、まさにその魅力にぴったりです。
10年、20年、30年後もその時代の息吹を纏いながら「美しい」と感じることができるジュエリーを川口氏は提供します。そして、そのジュエリーは身につける女性に寄り添い、彼女たちの変わる美しさを際立たせる役割を果たしています。川口氏の彫り細工の技術によって、より一層の完成度が高まることでしょう。
イベントの詳細と参加方法
本イベントは、参加希望者のために3つの部に分かれています。
- - 第1部: 10:00~11:30
- - 第2部: 12:30~14:00
- - 第3部: 15:00~16:30
各部のセッションでは、川口氏が実演を行うだけでなく、訪れた方々との対話の時間も設けられています。彫りの技術や川口氏の作品に関する講話も行われる予定です。
この貴重な機会を逃さず、ぜひご参加ください。予約は、サロン専用の電話番号やメールで可能です。
この機会に川口和寿氏の彫り細工をご覧いただき、直接その技術に触れてみることをお勧めします。新たな美しさを発見できるかもしれません。