全国リバイバル上映『キサラギ』の魅力
2007年に公開された映画『キサラギ』が、18年の時を経て、再びスクリーンに登場します。2025年2月7日から全国48館でリバイバル上映が実施され、これを記念して、佐藤祐市監督やキャスト陣からのコメントも届いています。
監督の熱い思い
佐藤監督は、再上映の知らせに対して「おお〜」と声を上げ、初めて脚本を読んだ時の感動を振り返ります。「これは絶対に僕が撮りたい」とプロデューサーに懇願したその日、古沢さんの脚本に自信を持った理由について語っています。その後のキャスティングも奇跡的で、厳しいスケジュールの中で集結した俳優たちとの制作過程に感謝の気持ちが見え隠れします。埋もれた如月ミキの真実に再び新たな視線が注がれる機会となることを期待しています。
俳優たちの熱い思い出
ユースケ・サンタマリアさん、塚地武雅さん、小出恵介さん、香川照之さんも、自身の演じたキャラクターと当時の撮影現場について思いを馳せています。ユースケさんは「笑いっぱなし」という撮影日々を振り返り、キャストの一発OKを狙う中で生まれた笑いの渦を懐かしみつつ、エンドロールでのダンスが心残りだと語ります。
塚地さんは、密室での撮影の中でテンションを維持する難しさを明かしつつ、試写を見て一同が握手を交わした瞬間を忘れられない宝物のように思っています。一方、小出さんは、先輩たちとの濃密な撮影環境が、まるでMMAのリングのようだったと形容し、リハーサルや撮影の厳しさを懐かしめています。最後に香川さんは、作品を通じて結ばれた友情の大切さを改めて強調し、より多くの人に観てもらいたいというメッセージを残しました。
『キサラギ』のストーリーと上映情報
『キサラギ』は、若きアイドル・如月ミキの自殺を巡る物語で、5人のファンたちが密室に集い繰り広げる感動と笑いが詰まった作品です。今回はこの作品がデジタルシネマパッケージ(DCP)化され、全国で上映されます。また、岐阜、愛知、大阪の3館での追加上映が決定し、多くのファンにアクセスしやすくなりました。
上映は2025年2月7日より開始され、各地での劇場情報はご確認ください。豪華なキャストによるリバイバル上映は、心温まる笑いと感動を再度提供する機会となること間違いなしです。ぜひ、劇場でその魅力を体感してください。
参加劇場情報
- - 岐阜:イオンシネマ各務原
- - 愛知:イオンシネマ常滑
- - 大阪:イオンシネマ四條畷
上映は全国各地で行われるため、お近くの劇場情報は公式ウェブサイトで随時確認できます。