グリコが道頓堀サインで糖尿病啓発!世界糖尿病デーに健康メッセージ発信
江崎グリコ株式会社は、11月14日の「World Diabetes Day(世界糖尿病デー)」に合わせ、大阪道頓堀のシンボルである道頓堀グリコサインで、糖尿病に関する現状を発信する取り組みを実施します。
今回の取り組みでは、道頓堀グリコサインが「World Diabetes Day」特別仕様となり、糖尿病に関する現状を伝える特別映像が期間限定で放映されます。映像には、巨大QRコードが表示され、読み取ることで健康に関する情報にアクセスできます。また、大阪府広報担当副知事の「ずやん」も登場し、府民向けの健康づくり運動「健活10」をPRします。
さらに、江崎グリコは食の総合メディア「dancyu」と連携し、「適正糖質」の認知理解向上を目指した活動も展開します。ミシュラン獲得の名店「ピアット・スズキ」の鈴木弥平氏や料理研究家の井原裕子氏と共に、適正糖質で楽しめるレシピを開発し、特別冊子やWEBサイトで公開予定です。
地域と連携した啓発活動も実施
今回の取り組みは、道頓堀グリコサインでの特別映像放映だけでなく、地域と連携した啓発活動も特徴です。神戸市では、三宮センター街で糖尿病啓発イベントを実施し、江崎グリコは指で触れるだけで体内の「最終糖化産物(AGEs)」を計測できる機器を設置したり、食生活から健康づくりを考えるリーフレットを配布したりします。
大阪医科薬科大学では、「第11回世界糖尿病デー in 大阪医薬大」を開催し、糖尿病に関するリーフレットの配布、血糖測定の体験、糖尿病ケアチームによる相談窓口などを設置します。江崎グリコは、食事の糖質量について知ることができる体験会を実施します。
世界糖尿病デーの重要性
11月14日の「World Diabetes Day」は、世界で広がる糖尿病の脅威に対応するため、1991年に国際糖尿病連合(IDF)と世界保健機関(WHO)が制定しました。2006年には国連総会で「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議」が全会一致で採択され、公式に認定されました。
この日のシンボルマークは、青い丸をモチーフにした「ブルーサークル」です。糖尿病に関する国連決議が採択された翌年の2007年から使われています。国連やどこまでも続く空を表す「ブルー」と、団結を表す「輪」をデザインし、“Unite for Diabetes”(糖尿病との闘いのため団結せよ)というキャッチフレーズとともに、世界中で糖尿病の抑制に向けたキャンペーンを推進しています。
江崎グリコは、糖尿病がある人もない人も、ともにすこやかな毎日を送ることができる社会の実現を目指し、今回の活動に賛同しています。