深蒸し菊川茶PR隊に新風!初代「菊川茶公士」誕生!
静岡県菊川市茶業協会は11月10日、新たな深蒸し菊川茶PR隊として「初代菊川茶公士」と「10代目菊川茶娘」を発表しました。
今回、初めて男性公募が行われ、23歳の山本麻南斗さんが初代菊川茶公士に選出されました。茶娘は5人が就任し、計6名体制で2年間、深蒸し菊川茶の魅力を国内外に発信していきます。
菊川茶娘の歴史と活動
菊川茶娘は、2005年から活動を開始し、今年で10代目となります。2年に一度、公募によって選出される6名(人数は年によって変動)が、市内外のイベントやメディア出演を通じて、深蒸し菊川茶のPR活動に尽力してきました。
近年は、2024年に農林水産大臣が認める地理的表示保護制度(GI)に「深蒸し菊川茶」が登録されたことで、海外からの注目も高まっています。全国お茶まつりなどでも好評を得ており、その宣伝効果は絶大です。
「菊川茶公士」誕生の背景と期待
男性版PR隊「菊川茶公士」の名称は、「茶(お茶、菊川市の特産物)」、「公(多くの人に知られる)」、「士(知識や特別な資格を持つ人)」という漢字の意味が込められています。菊川市の歴史やお茶への想いを反映したネーミングとなっています。
山本さんは、「多方面から深蒸し菊川茶を広めていきたい」と意気込みを語っています。菊川市茶業協会事務局長も、多様性の時代における新たなPR活動に大きな期待を寄せています。
山本麻南斗さんコメント
「菊川茶公士」として活動する山本さんは、深蒸し菊川茶が全国的に有名であることに加え、将来的には世界的に有名になる可能性を高く評価しています。その発展に貢献したいという強い思いで応募したとのことです。
菊川市茶業協会と深蒸し菊川茶
菊川市茶業協会は、茶農家、茶商、行政と連携し、深蒸し菊川茶の魅力発信に努めています。温暖な気候に恵まれた菊川市は、県内でも有数のお茶の産地であり、GI登録を機に、深蒸し菊川茶の世界的な消費拡大が期待されています。
まとめ
初代菊川茶公士の誕生は、伝統と革新が融合した、新たな深蒸し菊川茶PR戦略の幕開けと言えるでしょう。茶娘と茶公士の活躍が、深蒸し菊川茶を世界へと羽ばたかせ、地域経済の活性化にも貢献することを期待しています。