家族で考える車寄付
2019-08-07 18:30:13
家族で考える免許返納と車寄付、交通事故防止に向けた支援活動
家族で考える免許返納と車の寄付
お盆休みは家族と一緒に大切な話をする絶好の機会です。特に、免許返納についてとその影響で乗らなくなった車について、皆さんで話し合ってみてはいかがでしょうか。日本カーシェアリング協会では、8月を「乗らない車を寄付する月間」として、全国的に車の寄付を呼びかけています。心温まるこの取り組みは、ただの車の寄付ではなく、地域社会への大きな支援へとつながるのです。
車の寄付の背景
東日本大震災以降、協会は多くの車の寄付を受け、地域の支援活動に活用してきました。実際、これまでに300台以上の車が寄付され、その車両を使って災害支援や地域の交通支援活動を行っています。特に、高齢者の免許返納が進む中でも、車を失った人々や生活に困窮している方々への手助けが求められています。
最近では、免許を返納したにもかかわらず、状態が良い車を持っていることで再度運転してしまい、交通事故を引き起こすケースが増加しています。運転できる車が近くにあれば、その誘惑に駆られることも多いでしょう。車の処理に迷っている方々に対して、この寄付の取り組みは一つの解決策となります。
塗り替えられた8月の意味
8月はお盆の時期で、日常生活から離れて田舎に帰省する人も多いです。実は、8月14日は「廃車・リサイクルの日」に制定されています。このタイミングを利用して、協会は「乗らなくなった車について考える月」と位置づけています。この機会に、家族で何ができるかを真剣に考える時間を持つのも良いですね。
寄付できる車の種類
協会では、使用できる状態の車から、活用が難しい車まで幅広く受け付けています。例えば、車検が6ヶ月以上残っていること、走行に支障がないことなどの条件があります。一方で、車検切れやエンジン不調など、活用が難しい車も、無料で引き取ってもらえれば寄付可能です。ここで得られた寄付金は、支援活動の運営費に充てられます。
車の寄付の流れ
寄付したい車がある方は、まず車検証を準備して協会に連絡します。寄付の同意を得た後、必要な書類を交わし、引き取りの日時を調整します。寄付をしていただいた方には、感謝状が贈呈される嬉しいおまけもあります。
まとめ
家族で話し合うこの機会に、免許返納や今後の交通手段について真剣に考えてみてはいかがでしょうか。あなたの家族の選択が、地域社会の交通事故を減少させる手助けになるかもしれません。この取り組みを通じ、一緒に未来の安心を築いていきましょう。さらに詳しい情報は、日本カーシェアリング協会の公式サイトでご確認を。皆さまの積極的なご参加をお待ちしています。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人日本カーシェアリング協会
- 住所
- 宮城県石巻市駅前北通り1丁目5‐23
- 電話番号
-
0225-22-1453