お赤飯の日イベント
2025-11-14 12:32:20

明治神宮で開催される「お赤飯の日」の文化啓発イベント

伝統食文化を受け継ぐ「お赤飯の日」



2025年11月23日、明治神宮の参道に位置する「フォレストテラス明治神宮」脇にて、「お赤飯の日」を祝うイベントが開催されます。この日は、一般社団法人赤飯文化啓発協会が、無料でお赤飯を頒布し、その魅力を広く伝える取り組みが行われます。

イベント詳細


このイベントでは、11:00と14:00の二回にわたり、各900食のお赤飯が先着順で提供されます。場所は第一鳥居から徒歩約8分のところで、明治神宮の静かな環境の中、訪れた人々に温かいご飯を届ける機会となるでしょう。

お赤飯の起源と新嘗祭


お赤飯の歴史は古く、642年に即位した皇極天皇の時代にさかのぼります。11月23日は新嘗祭の日とされ、その日には五穀を奉納し、収穫に感謝をする風習が日本各地に受け継がれています。明治神宮でも、毎年この伝統行事が盛大に行われ、国民が感謝の気持ちを持つ日とされています。
その意味を込めて「お赤飯の日」が制定され、今年もお赤飯を通じて家族や働く人々に「ありがとう」という感謝を伝えたいという想いが込められています。

展示と歴史紹介


当日は、もち米や小豆、そしてその煮汁などの原料の展示も予定しています。お赤飯の制作過程や歴史、日本各地のご当地お赤飯の紹介を通じて、訪れた方々がこの伝統食に対する理解を深める機会を提供します。また、SNSへの投稿を奨励し、『顔出しパネル』での写真撮影も好評で、来場者同士の交流を生む場にもなります。

過去のイベントの振り返り


2024年の「お赤飯の日」イベントは、晴天に恵まれ、開始前から長い列ができて大盛況でした。その中には新嘗祭や七五三参りに訪れた方々、さらにはお赤飯に興味を持った外国の観光客も見受けられました。皆が楽しみにしていた様子が伺え、多くの人々にお赤飯の魅力を伝えることができました。

赤飯文化啓発協会について


一般社団法人赤飯文化啓発協会は、赤飯の持つ豊かな歴史と文化を広め、消費拡大を図る活動を行っています。2012年に設立され、赤飯やおこわの重要性を再認識してもらうため、さまざまな啓発イベントを実施しています。また、もち米や小豆の国内自給率の向上を通じ、日本の食文化を後世に伝えていくことも目的としています。

今後も赤飯の文化を大切にし、食を通じてのコミュニケーションを促進する取り組みを続けていくことでしょう。
詳しい情報は、ホームページ(赤飯文化啓発協会)をチェックしてください。

このように、催し物を通じて日本の伝統文化と感謝の心を次世代に伝えていく「お赤飯の日」は、私たちの心に深く根付く大切な行事と言えるでしょう。

会社情報

会社名
一般社団法人 赤飯文化啓発協会
住所
電話番号

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