川崎市の小・中学生が考えたSDGsメニューが登場！エルミロードで開催

川崎市の小・中学生が手掛けたサステナブル料理

川崎市麻生区にある商業施設「新百合ヶ丘エルミロード」にて、2025年1月27日から2月28日まで期間限定で、小・中学生が考案したサステナブルなミートフリーメニューが販売されます。この企画は、川崎市の小・中学生を中心に活動している「カワサキSDGs推進隊」と、エルミロード内のオーガニックレストラン「CRAFT & FARMERS」のコラボレーションによるものです。

環境に配慮したメニュー

提供されるメニューは、「大豆ミートのタコライス」と「オーツミルクプリン」とのセットで、動物性食品を使用しないことで、環境への負荷を軽減することを目的としています。この取り組みは、最近注目を集めるミートフリーの食材を使用しており、特に大豆ミートを使ったタコライスが主役です。

販売価格は税込1,716円で、2月1日には新百合トウェンティワンビルで開催される『しんゆり21ビル 21×21祭』内の「サステナブルマルシェ」でもタコライスが販売され、単品は税込1,200円です。これは川崎市の地域社会における取り組みで、参加する学生たちが企画や運営に関与しています。

コラボレーションの背景

このコラボレーションのスタートは、カワサキSDGs推進隊のメンバーから「SDGsに関する取り組みを実施したい」という提案があったことがきっかけです。小・中学生たちは、メニュー開発にあたり、動物性の食材を避けることで環境を考える重要性について学び、実際にレシピの制作や調理にも関与しました。

最後に決定したデザートは小・中学生の選出による「オーツミルクプリン」。お皿の色やおしぼりに書かれたメッセージも彼らの手によって選ばれるなど、料理の隅々まで子どもたちの思いが込められています。

小田急SCディベロップメントの取り組み

このプロジェクトは、株式会社小田急ＳＣディベロップメントが運営しています。彼らの地域共生ステートメント「エキチカは、マチチカ、ヒトチカへ。」に基づき、商業施設が地域社会の発展に寄与することを目指しています。エルミロードは店舗と地域をつなぐ「接点」として、SDGsに取り組む子どもたちとのコラボレーションを実現しました。

この機会に、ぜひ地球環境にやさしい食事を楽しむために、新百合ヶ丘エルミロードを訪れてみてください。小・中学生たちのアイデアや努力が詰まったこのメニューを通じて、サステナブルな取り組みに参加することができます。