岡山大学「いちょう並木」
2025-04-20 01:51:23

岡山大学の地域貢献報告書「いちょう並木」Vol.108の魅力を探る

岡山大学広報誌「いちょう並木」Vol.108のご紹介



2025年4月1日、国立大学法人岡山大学が広報誌「いちょう並木」の最新号であるVol.108を発行しました。この広報誌では、タイトルにある「この街と岡山大学 まちを診る、街を創る」をテーマに、地域への貢献や大学のさまざまな取り組みが報告されています。

1. 特集「まちを診る、街を創る」



この特集では、持続可能な街づくりと地域課題の解決に向けた研究活動を紹介しています。特に氏原岳人准教授の研究は注目に値します。彼は幼い頃から地図や町の風景に魅了され、都市計画を専門にしています。彼の研究は空き家、防災、交通といった地域が抱える課題に真剣に取り組んでおり、「まちを診て、まちを治療する」という姿勢で、岡山の未来を形作るための実践的なアプローチを展開しています。

2. 古墳を空から探る



次に紹介されているのは、光本順教授を中心とした研究チームによる古墳の空からの探査です。最新のLiDAR(光学的測量)技術を駆使して、古代の地形や人々の生活を立体的に描き出す試みが進んでいます。古墳を巡る新たな考古学のアプローチが、空からの視点で見せる歴史の魅力を感じさせます。

3. 吉備中央町の便利を追求する「きびアプリ」



振り返ってみると、地域の便利さを高める試みとして吉備中央町向けの「きびアプリ」が注目されています。佐藤康晴教授と学生たちが協力して開発を進め、高齢者のスマートフォン利用をサポートするための専用タッチペンも開発中です。このような取り組みは、高齢化社会において重要な役割を果たしています。

4. 防災への取り組み



また、「おかやまバトン」というプログラムも紹介されており、災害時に地域住民が自らできることを学ぶための防災教育が行われています。この取り組みを通じて地域全体の防災意識を高め、互いに助け合う精神を育てることを目指しています。

5. 学生たちの活躍



特集記事には、岡山大学の学生たちの活躍も紹介されています。演劇部で活躍する教育学部4年の片山順貴さんや、アイスホッケー部で成績を残した工学部4年の山本晴留さんのインタビューを通し、彼らが自らの情熱を持って活動する姿が描かれています。

6. 女性のリーダーシップ育成



岡山大学の新たな取り組み「女性もっと活躍宣言!WITHプラン」にも注目が集まります。このプランでは、女性研究者の上位職登用を加速するためのリーダーシップ育成プログラムが実施されています。女性教員が教授職へと進む道を開くことを目的に、さまざまな支援が行われています。

7. 岡山大学の未来へ



最後に、岡山大学は地域中核・特色ある研究大学としての地位を確立し、持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。国連のSDGsアワード特別賞を受賞した実績もあり、地域社会とともに成長していく姿勢には期待が寄せられています。広報誌「いちょう並木」Vol.108に掲載された数々の取り組みや学生の活躍を通じて、岡山大学が地域と共に築いていく未来に目が離せません。

この広報誌はデジタル形式でも閲覧可能なので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。詳しい内容や過去の号については、岡山大学の公式ウェブサイトで確認できます。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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