岡山大学の学生がNVIDIA学生アンバサダーに任命される。最新AI技術を発表

岡山大学生がNVIDIA学生アンバサダーに任命

2025年8月2日、注目のイベントが東京工科大学蒲田キャンパスで行われました。ここで、国立大学法人岡山大学に通う赤田拓磨さん（大学院自然科学研究科博士課程3年）とCHOI YU CHEOLさん（工学部4年）が、NVIDIA学生アンバサダーとしての任命を受けるとともに、自身の研究成果を発表しました。このワークショップは、全国5つの大学から集まった学生たちがAI、ロボティクス、データサイエンス及びデジタルツインに関する最先端の研究内容を共有する貴重な機会でした。

発表内容とその意義

赤田さんは「RAPIDSを用いたKaggle解法のGPGPU高速化の検討」というテーマでポスターセッションに参加し、CHOIさんはAIセッションにおいて「GPUによるフェイクニュースの分類高速化」というタイトルで発表しました。両者の発表は参加者から大きな関心を集め、多くの質問が寄せられる活発なディスカッションに繋がりました。これにより、学生間の意見交換が進み、互いの専門分野に新たな視点を交えた知識の融合が生まれました。特にこのような多様な分野の研究者との交流が、岡山大学の学生たちにとって新たな刺激をもたらす結果となりました。

赤田さんのコメント

赤田さんは任命されたことについて、「今回のワークショップは、異なる分野の学生や教員との交流を通じて新たな視点を得る貴重な機会となりました。GPU技術が注目される中で、その最新の活用事例を学ぶことができ、他の研究者と活発に議論できたのが印象深かったです。この経験を今後の学びや研究に生かしていく所存です」と話しました。

CHOIさんの意気込み

それに対し、CHOIさんも「NVIDIA学生アンバサダーとしての任命を光栄に思います。GPUを活用しAIモデルを実践的に構築したことができ、他大学や企業の方々にその成果を発表できたことが非常に有意義でした。今後もこのプログラムを通じて、得た知見を研究や社会課題の解決に役立てていきたいです」と充実した表情で語りました。彼らふたりが今後どのような活躍を見せるのか、ますます期待が高まります。

最後に

この日、ワークショップの最後には全ての参加学生に対してNVIDIAから正式な任命書が授与され、赤田さんとCHOIさんは本学初のNVIDIA学生アンバサダーとして活躍を始めました。地域の中核となる大学としての役割を担う岡山大学と、彼らの活動から目が離せません。新たな技術の発展に向けた情報交換という面でも、岡山大学はしっかりと地域に貢献し続けることが期待されます。今後も岡山大学の取り組みと赤田さん、CHOIさんの成長に注目していきましょう。