トヨタ紡織とBox
2023-03-22 11:00:02

トヨタ紡織がクラウドコンテンツ管理「Box」を導入し業務効率化を推進

トヨタ紡織が「Box」を導入し業務の効率化を実現



自動車業界は、サービス化や電動化の進展に伴い、従来型の取引先との協業だけでなく、新たな取引先との連携が求められています。これにより業務の効率化と生産性の向上が急務となっている中、特にレガシーITや情報の散在といった課題が浮き彫りになってきました。そのため、クラウド型ファイル管理システムへの移行が進められています。

トヨタ紡織は、いち早くこの潮流に注目し、2018年に「Box」を導入しました。「Box」はOA文書や技術的な標準データなど、散在する多くの情報を集約することで、業務関係者との情報共有をリアルタイムかつスムーズに行えるようにしました。この取り組みにより、業務の効率と生産性が大幅に向上しました。

セキュリティ強化と情報共有



ファイルサーバーから「Box」へ移行する過程で、トヨタ紡織は高いセキュリティポリシーを全ての業務コンテンツに適用しました。その結果、セキュリティ対策が一層強化されました。現在、同社は国内外の関連会社への展開を進めています。自動車業界において「Box」は多くのOEMやサプライヤーのDXの基盤として欠かせない存在となりつつあります。

「Box」はMicrosoft 365やTableauなど、他の多くの業務アプリケーションと連携しており、その結果、さらなる業務の効率化、生産性向上、そしてセキュリティの強化に寄与しています。

DX推進に向けた今後の展望



トヨタ紡織株式会社のDX&IT推進領域の責任者である柴田隆宏氏は、「弊社では2021年4月からDX推進体制を新たに設け、さらなるデジタル化と業務プロセスの改革を加速しています。『Box』をコンテンツ基盤として採用することで、生産性向上に取り組んでいます。今後もこの技術を活用し、さらなるDX推進に注力していきます」と述べています。

医薬、金融などの大手企業にも支持



「Box」は、コンテンツクラウドをリードする企業として、2005年の設立以来、様々な業種で広く活用されています。アストラゼネカやモルガン・スタンレーなど、Fortune 500企業にも選ばれ、現在、日本では約13,000社の企業が利用しており、日経225の68%が「Box」を導入しています。

本社はカリフォルニア州レッドウッドシティに位置し、米国、ヨーロッパ、アジアに拠点を展開しています。今後も「Box」は自動車業界の生産性向上に寄与し、データガバナンスの強化を通じて業務の効率化をサポートし続けることでしょう。

詳しい情報は、Box公式サイトをご覧ください。

会社情報

会社名
株式会社Box Japan
住所
東京都千代田区丸の内1-8-2 鉄鋼ビルディング15階
電話番号

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