2025年12月22日から2026年1月5日まで、シャープがオンラインで「Semantic Cameraで未来を創ろう!」というハッカソンを開催します。このイベントでは、革新的なテクノロジーであるセマンティックカメラを活用し、参加者に新たな可能性を模索してもらいます。
セマンティックカメラは、撮影した静止画や動画から重要な要素を抽出し、データ量を抑えた形式で情報を残す技術です。これにより、大容量の画像や映像データを転送・処理することなく、データ容量の削減やプライバシーの保護が可能になります。具体的には、家庭や職場などさまざまなシーンで、事故などを検知する応用が期待されています。
ハッカソンでは「イエナカ」「車の中」「職場」「店舗」という4つの利用シーンを設定し、参加者はこれに基づいたアイデア創出を行います。応募者は、エンジニアやデザイナーだけでなく、スタートアップ企業や学術機関、一般個人の方々にも幅広く参加してもらうことを希望しています。必要な開発環境は全てシャープが提供し、参加者は自由にテーマを設定し、試作を行うことができます。
開発の成果は2026年1月の表彰式で審査され、最優秀賞を受賞したチームには、シャープの65型テレビ『AQUOS』が授与されます。さらに優れた成果を上げたチームには、シャープとの共同開発や出資、アクセラレーション支援を受ける機会も提供される予定です。
シャープは、このハッカソンを通じて技術や専門知識を持つ方々との協創を進め、新しい製品やサービスの創出を目指しています。その取り組みは、新コーポレートスローガン「ひとの願いの、半歩先。」を体現するものとなるでしょう。
このイベントは、参加者にとって自身のアイデアを形にする絶好の機会となります。技術的な挑戦を通じて、自身の能力を試すと共に、新たな発見や人脈を築くことができる機会です。また、今後の技術進歩に寄与する成果を生むことも期待されています。
ハッカソンは、技術と創造力の交錯する場であり、参加者には新しい刺激が与えられることでしょう。皆さんの応募をお待ちしております!