オモテテの新サービス「unfre spot.」とは?
オモテテ株式会社が2025年8月より、外出先で生理用品を安心して取得できるIoTサービス「unfre spot.」の提供を開始します。このサービスは、商業施設や交通機関などのトイレ個室に設置されたディスペンサーから生理用ナプキンを個別に取得できる仕組みが特徴です。これにより、生理に関する「持ち歩き」や「準備」の手間を減少させ、急な生理の際にも困難に直面することなくスムーズに対応できるようになります。
メンストレーターを支援する
このサービスは生理になる人々、いわゆる「メンストレーター」を対象としています。女性だけでなく、年齢や疾患により生理を経験しない人もいますので、包括的な言葉として「メンストレーター」を用いています。こうしたサービスは、今まで生理用品の入手が難しかった外出先でも、それを容易にし、精神的・物理的な自由を提供することを目指しています。
生理の自由を可能にする新しい時代
現代社会では、キャッシュレス決済やモバイルバッテリーのレンタルといった便利なサービスが普及していますが、生理用品の入手が容易なインフラはまだまだ発展途上です。オモテテは、この生理関連のサービスにイノベーションをもたらし、生活の利便性と旅行者の自由度を向上させることに挑んでいます。また、日本の優れたトイレや自動販売機の機能性を基盤に、新たな公共サービスの形を提案しています。
unfre spot.の社会的意義
「unfre spot.」は長らく変化の少なかった生理用品の取得システムに新たな選択肢を提供します。従来の自販機が抱える現金運用や管理負担といった問題を解決し、運用効率や情報提供を向上させ、ユーザー体験も改善されます。これにより、見過ごされてきたニーズに新しい価値を与えることが期待されています。
実績と評価
「unfre spot.」はこれまで、JR東日本グループや丸井グループ、森ビルなどと連携し、サービスの開発や改善を進めてきました。その実績が評価され、「MONOZUKURI HARDWARE CUP 2023」で最優秀賞を受賞するなど、多方面から注目されています。また、東京都のスマートサービス実装促進プロジェクトや、経済産業省のフェムテックサポートプログラムなどにも採択され、注目の事業として取り上げられています。
ブランド名の由来
「unfre」というブランド名は、「不自由な時代に終止符を打つ」という強い思いを反映しています。「ピリオド」には、障害を断ち切るという意思と、生理そのものを意味する二重の意味が込められています。このサービスを通じて、人々が抱えるさまざまな障壁を取り除き、自由で自分らしい生活が実現できるよう、社会の実現を目指しているのです。
未来のあたりまえを実装
オモテテ株式会社は「未来のあたりまえを実装する」をミッションに掲げ、都市インフラとして生理用品の取得をスマートに支援しています。これからの時代に必要とされる情報とサービスの提供を通じて、全ての人が快適に生理ライフを過ごせる社会を実現するための取り組みを続けていきます。詳しい情報は
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