IFMインベスターズ、日本事務所に正田雄二氏がディレクター就任
IFMインベスターズ日本事務所の新たなスタート
オーストラリアを拠点にするIFMインベスターズが、2023年4月1日より日本市場に本格進出することを発表しました。この度、同社の日本事務所のビジネス・ディベロップメント統括ディレクターに正田雄二氏が就任し、アジアにおける業務強化を一手に引き受けることとなりました。
IFMインベスターズの背景
IFMインベスターズは、オーストラリアの30もの大手非営利年金基金によって設立された資産運用会社です。彼らはインフラ、デット、株式、プライベートキャピタルといった分野で、500億豪ドルを超える資産を運用しています。この特徴的な株主構成は、Investorsとの利益が常に一致することを可能にし、長期的な視点からの投資が実現される基盤となっています。メルボルンに本社を持ち、ニューヨーク、ロンドン、シドニー、ベルリン、東京の6カ所でグローバルに展開しています。
新任ディレクター正田雄二氏について
正田氏は、金融業界において30年以上の豊富な経験をもつ専門家です。彼のキャリアは、インフラ資産、債券、上場・非上場株式など多岐にわたる金融商品に携わり、最近では大手銀行や生命保険会社向けのサービスを提供する運用会社で重要な役割を果たしてきました。この度の日本事務所の責任者として、彼は日本市場向けのサービス開発・提供を主導します。
日本市場への期待
IFMインベスターズの日本事務所開設は、同社が持つ専門的なインフラ投資技術を日本市場にも適用し、地域における持続可能な成長を促進することを意図しています。正田氏のリーダーシップの下、IFMインベスターズは日本の投資家に対して、業界最前線の情報と運用手法を提供できることが期待されています。
日本市場は、すでにインフラ投資の重要性が高まっている状況にあり、国内外の投資家の注目が集まっています。このような背景の中、IFMインベスターズはそのリーダーシップを活かして長期的な投資機会を提供し、安定した収益性の確保を目指します。
IFMインベスターズの独自性
IFMインベスターズはその独自の株主構成から、利益相反のない透明性の高い運営を行っています。株主が年金基金で構成されているため、同社の焦点は常に投資家のリターンの最大化にあります。従来の金融機関が持つ様々な利害関係からの解放により、長期的な視点での投資戦略をより柔軟に展開できるのが特徴です。
無限の可能性を秘めたアジア市場において、IFMインベスターズはその専門性を駆使し、真のパートナーとして機関投資家の信頼を勝ち取ることを目指します。待ち望まれた日本事務所の開設と正田雄二氏の就任は、IFMインベスターズにとってさらなる成長の礎となることでしょう。
会社情報
- 会社名
-
IFMインベスターズ・ジャパン・ピーティーワイ・リミテッド
- 住所
- 東京都千代田区丸の内1-3-1東京銀行協会ビル15階
- 電話番号
-
03-3216-7281