保育士の業務を変える新たなシステム「会費ペイ」とは
日本全国で300園以上の保育園を運営している株式会社キッズコーポレーションが、会員管理・決済システム「会費ペイ」を導入しました。このサービスは株式会社ペイメントフォーによって提供されており、保育士の業務効率化を目指しています。
導入の背景
キッズコーポレーションは、創業以来「子ども主体の保育」を大切に育んできました。保育士の待遇改善や業務効率化にも力を注いでおり、子どもの成長には保育士が安心して働ける環境が必要だと考えています。
従来の集金業務は現金に依存しており、保護者、園スタッフ、本部事務局の三者にとって大きな負担を強いていました。保護者は請求書を管理する手間や、現金を準備する負担があり、園のスタッフは集金作業や銀行入金作業に多くの時間を取られていました。本部事務局も、100を超える園の銀行口座を月初めにまとめて照合する業務に苦労していたため、現金管理に関するトラブルが頻繁に発生していました。
これらの課題を解消するため、キッズコーポレーションでは「会費ペイ」の導入を決定しました。
導入の効果
経理財務部のマネージャーである柳田匠様は、「会費ペイ」の導入により請求業務が7〜8割削減されたと実感しています。集金業務が効率化されたことで、保育士は子どもたちにより深く関わる時間を持つことができ、保育の質の向上に繋がっているとのことです。
保護者からも、現金を用意する必要がなくなり、非常に便利になったとの声が聞かれています。請求書はメールで届くためいつでも簡単に確認できるようになり、保護者とスタッフのコミュニケーションも円滑化しました。
さらに、銀行への入金作業や現金出納帳の管理が不要になり、すべてを「会費ペイ」の管理画面で一元管理できるようになったため、事務作業の負担が大幅に軽減されました。
本部事務局にとっての最大の成果は、100を超える園ごとの銀行口座を一つに集約できたことです。また、保護者がスマートフォンで直接支払い方法を登録できるため、煩雑だった口座振替依頼書のやり取りが不要になりました。支払い遅延に対する自動催促機能も、各園と本部間のやり取りを大幅に減少させることに貢献しています。
未来の展望
キッズコーポレーションは、この効率化によって生まれた時間を利用し、地域でNo.1のサービスを提供する保育園を目指すとともに、受託保育の分野でも業界No.1を目指し、さらなる挑戦を続けていくとのことです。
会社概要
- 代表取締役:釜野晋史
- 本社所在地:東京都港区西新橋2-8-6 住友不動産日比谷ビル10階
- 設立:1993年12月1日
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公式HP
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サービスサイト
- 「会費ペイ」は、会費制サービスを運営する事業者向けの会員管理・決済システムで、キャッシュレス・ペーパーレス化を実現します。
- 代表取締役社長:山﨑 祐一郎
- 所在地:東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア
- 設立日:1999年3月19日
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公式HP