パーソルテンプスタッフが選んだ新しい挑戦、パラアスリートの採用
パーソルテンプスタッフ株式会社は、ついに初のパラアスリート社員を迎え入れたことを発表しました。この企業は、パラ卓球の選手1名と、ゴールボールの選手2名を新たな仲間として加えました。彼らは、単に会社に新しい風を吹き込む存在というだけでなく、個人の可能性を広げ、社会全体の幸せを追求する価値ある存在です。
パラアスリートについての背景
パラアスリートとは、障がいを持ちながらもスポーツに情熱を注ぐ選手たちを指します。特に今般採用された選手たちは、それぞれの競技分野で高いレベルのパフォーマンスを発揮しており、まさに「はたらくWell-being」を実現する新しいモデルと言えるでしょう。
新たに仲間となったパラアスリートたち
小杉 昌也(こすぎ まさや)選手
- - 競技種目: パラ卓球
- - 出身: 奈良県香芝市
- - 最終学歴: 天理大学国際学部地域文化学科
- - 主な実績: 2018年第10回国際クラス別パラ卓球選手権大会3位など、数々の業績を誇ります。一般的な卓球と異なり、パラ卓球には車椅子や立位の部門があり、それぞれの選手が異なるトレーニングを受けています。
木村 由(きむら ゆい)選手
- - 競技種目: ゴールボール
- - 出身: 東京都世田谷区
- - 最終学歴: 東京都立文京盲学校 専攻科 理療科
- - 主な実績: 2021年東京パラリンピック競技大会12位、2023年IBSA Goalball Asia/Pacific Championships2位という素晴らしい成績を収めています。彼女の挑戦と成績は、今後の活躍を期待させる要素となっています。
行弘 敬祐(ゆきひろ けいすけ)選手
- - 競技種目: ゴールボール
- - 出身: 福岡県太宰府市
- - 最終学歴: 福岡工業大学情報工学部システムマネジメント学科
- - 主な実績: 2024年パリパラリンピック競技大会1位(男子チーム)、2025年Pajulahti大会1位など、数多くの成果を上げています。彼の努力と成長は、他のアスリートたちにとっても励みとなるでしょう。
社長の思いと企業のビジョン
6月23日には、3名の新社員が社長の木村和成氏に今後の活動について語る機会が設けられました。木村社長は、彼らに対する期待を表明し、多様な人材が活躍できる環境作りの重要性について説明しました。「はたらくWell-being」を創造するという企業理念のもと、彼らの存在はダイバーシティをさらに促進する一歩だと感じています。
まとめ
パーソルテンプスタッフ株式会社のこの画期的な取り組みは、企業の社会的責任やダイバーシティ、インクルージョンの重要性を再認識させる機会となりました。この取組みを通じて、パラアスリートたちが自分らしく働き、多くの人々に勇気を与える存在となることが期待されます。スポーツを通じた社会貢献や、多様な人材のサポートは、今後の日本の職場環境においてますます重要なテーマとなっていくでしょう。