循環米の未来
2024-09-30 16:20:53

フードロスから生まれた循環米、持続可能な未来を目指すノンピの挑戦

フードロスから生まれた循環米



株式会社ノンピが社員食堂やカフェを運営し、約25拠点で定期的に提供される「循環米」が好評を得ています。これは、フードロスを有効活用する持続可能な農業の一環として栽培されたお米です。ノンピは2020年からサステナビリティの推進に積極的に取り組み、食企業として避けて通れないフードロスの課題に対して真摯に向き合ってきました。

循環米の生産プロセス



この「循環米」は、食品残渣を基にした液肥を使用して育てられています。ノンピは2023年4月から、提携農家との協力のもと、廃棄食品を再利用する技術を導入し、ゼロ・ウェストを目指しています。この液肥はアミノ酸を豊富に含む有機物で、土壌を改良することで作物の甘みを高めています。最近の収穫では、約1200キロの「循環米」が収穫され、社員の体験も取り入れながら、持続可能な食のモデルを広げています。

社員食堂での提供と販売



ノンピの社員食堂だけでなく、伊勢丹新宿店などの店舗でも「循環米」を販売する予定です。これにより、業界全体に持続可能な食のモデルを広めていくことを目指しています。提供のタイミングは、2024年10月15日から19日まで、全20店舗での提供を計画しております。

循環型の食文化との展望



ノンピは、従業員が「美味しい」と感じることで、より多くの社員が環境や持続可能性について考えるきっかけを作り出しています。これにより、企業としての社会的イメージも向上し、環境保護への関心を楽しみながら促進しています。また、この取り組みを通じて、食の未来に対する新たなイメージを確立し、業界全体への影響を与えることを期待しています。

キッチンレス社食の新たな波



社員食堂の運営以外にも、ノンピでは“キッチンレス社食”と呼ばれるサービスも提供しています。これにより、初期投資を抑えながら、企業は美味しいランチを社員に提供できます。特に高層ビルに入居する企業に多くの問い合わせが寄せられており、食品ロス削減の観点からも期待が寄せられています。

社会に貢献する企業としての姿勢



ノンピは「食でココロつなげるセカイをつくる」ことを掲げ、持続可能な未来を目指しています。今後はフードロス削減に向けた更なる取り組みや地域農業との連携を強化し、企業の食文化をより良いものに進化させていくことを計画しています。各店舗でのイベントやチームビルディングなど、食を通じて人が集まり、コミュニケーションが生まれる環境を大切にしています。

まとめ



「循環米」の取り組みは、ノンピの運営する食空間に新たな価値をもたらしています。今後の展望として、より多くの企業と連携し、フードロスを含めた食環境の改善に取り組んでいくことが期待されています。持続可能な食の未来を考えるこのプロジェクトが、一人ひとりにとって意義深い経験となるよう、ノンピはさらなる挑戦を続けていくことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社ノンピ
住所
東京都千代田区一ツ橋1丁目2番2号竹橋ビル16階
電話番号
03-5725-8905

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