GramEye、デジタルヘルスケアの新たな時代へ
株式会社GramEye(所在地:大阪府茨木市、代表取締役:平岡悠)が、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の公募により、令和7年度「デジタルヘルスケア開発・導入加速化事業」に採択されました。採択されたプロジェクトは「AI搭載グラム染色自動解析装置導入による臨床検査技師の業務効率化とタスク・シフトに関する多施設実証研究」です。これにより、GramEyeはAI技術を用いて医療現場の工作改善に取り組むことになります。
研究の目的と内容
本プロジェクトは複数の医療機関での実証研究を通じて、AIを用いた診断支援がどのように臨床検査技師の業務効率を向上させ、タスクのシフトを促進するかを検証します。研究には、長崎大学病院、大阪大学医学部附属病院、慶應義塾大学病院、亀田総合病院を含む8つの医療施設が参加する予定です。
この実証研究では、AI搭載グラム染色自動解析装置「Mycrium」を導入することで、従来の染色から判定・報告までのプロセスを自動化し、ヒューマンエラーを防ぐことを目指します。AIの導入により、スキルや経験に依存せず24時間365日一貫した検査結果を提供できるようになります。
Mycriumの特長
「Mycrium」は、染色業務の効率化を図るために開発された製品であり、以下の特長を有しています。
- - 自動化:染色から判定・報告のプロセスを自動化し、検査業務の負担を軽減します。
- - AI判定:従来のスキルや経験に依存せず、安定したグラム染色結果を提供。
- - 画像化サポート:自動撮影機能により、検査結果を画像として記録し、よりわかりやすい報告を可能にします。
- - 継続的なアップデート:導入後もAIソフトウェアの更新を行い、最新の技術を維持します。
利用者は、Mycriumによって高い精度でグラム染色検査を受けられるため、医療現場での効率的な業務運営を支えることが期待されます。
採用情報
GramEyeでは、現在ハードウェア設計開発、品質管理、営業などのポジションで人材を募集中です。医療機器の販売および開発を通じて、事業を強化していくために意欲あるメンバーを求めています。詳細は公式リクルートページで確認できます。
会社情報
これからもGramEyeは、最新の技術を駆使して医療界に新たな価値を創造することを目指して邁進します。