なだ万シグネチャー料理
2025-04-09 15:19:01

なだ万が全国のレストランでシグネチャー料理を導入!新たな味の旅が始まる

全国のなだ万レストランにシグネチャー料理が登場



株式会社なだ万は、2025年4月より全国のレストランにおいて、各店の調理長が考案した「シグネチャー料理」を順次提供することを発表しました。この取り組みは、各店の料理人が持つ独自のアイデアや技術を最大限に生かし、懐石料理やコースメニューの中で楽しむことができます。

調理長が描く料理のビジョン



なだ万は創業から195年の月日を経て、地域に根ざした食材を用いて独自の技術を築いてきました。各調理長はそれぞれの店で、毎月新たな献立を考案しており、この中にはその店の特色が充分に反映されています。調理長の存在は、料理の背後にある重要な要素ですが、これまでは厨房の奥に隠れていることが多く、表立って評価されることは少ないのが現実でした。

今後は、各店の調理長が「顔」となることで、料理の提供に対する責任感が増し、独創的な料理体験を提供することを目指します。また、SNSの普及により、料理の情報が迅速に広まる中で、調理長の考案したシグネチャー料理が多くの人々に知られることで、若い世代のファンを増やす狙いがあります。

シグネチャー料理のご紹介



シグネチャー料理の一例として、なだ万本店の調理長、吉田武彦が手がけた「フォアグラ茶碗蒸し トリュフ餡」があります。この料理は、かつてTV番組「料理の鉄人」に出演した際に生まれたものです。吉田調理長は、最も美味しい一皿を追求し続けた結果、今や「フォアグラ茶碗蒸し」は、特に高評価を得ています。この料理は、なめらかで濃厚な味わいを特徴とし、口の中で様々な風味の変化を楽しめる一品です。

もう一つの注目は、紀尾井なだ万の竹下尚調理長による「東京X豚の角煮 味噌友地餡掛け」です。この伝統的な豚角煮は、現代風にアレンジされ、味噌の深い風味とまろやかさが見事に調和しています。「東京X」は「幻の豚」とも称される高品質な銘柄豚で、その希少性から限られた店舗でのみ提供されています。とろけるような豚肉と芳醇な味噌の風味の共演は、まさに絶品です。

なだ万の歴史と未来



なだ万の物語は、江戸時代の1830年に遡ります。大阪で創業した初代・灘屋萬助から始まり、その後も多くの歴史的瞬間を刻んできました。1919年にはパリ講和会議において料理を提供し、1986年には東京サミットの公式晩餐会も担当。その結果、なだ万は国内外で日本料理の代表的存在として認識されるようになりました。

現代におけるなだ万の挑戦は、伝統を守りながらも新しい価値を生み出すことです。今後も進化し続け、より多くのお客様にその魅力をお届けすることが目標です。

結び



なだ万のシグネチャー料理は、料理人の個性や情熱が細部にまで行き届いた逸品です。時代を超えて愛されてきた日本料理の美しさと、現代の感性が織りなす新たな料理の旅に、ぜひ足を運んでみてください。


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会社情報

会社名
株式会社なだ万
住所
東京都千代田区大手町1-1-3大手センタービル19階
電話番号
03-5724-3527

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