弘前で開催された音楽とトークの交流イベント「HIROSAKI CREATIVE MEETUP!!」

弘前での音楽とクリエイティブが織りなす一夜

9月1日、弘前市の複合施設「HIROSAKI ORANDO」で行われた「HIROSAKI CREATIVE MEETUP!!」は、約90名の参加者を迎え、音楽とトークに彩られた特別な一夜となりました。主催はLINE RECORDSとあさひほうむであり、イベントは地域のクリエイターやアーティストの素晴らしい作品とパフォーマンスを通じて地域文化を盛り上げることを目的としていました。

第1部：トークセッションの魅力

イベントの幕開けは、音楽業界の変遷についてのトークセッションからスタートしました。LINE RECORDSの設立メンバーである田中大輔氏が、レコードからストリーミングサービスへの移行など、音楽の消費に関する自らの経験を語りました。また、青森県を拠点に活動するバンドSWALLOWのメンバーも登壇し、彼らのユニークな創作活動や楽曲について話をしました。

トークセッションでは、アーティスト同士のコラボレーションの重要性や、クリエイターが持つ信念についても熱く語られ、観客はその情熱に引き込まれていきました。トークの締めくくりには、SWALLOWの工藤帆乃佳が、毎週日曜放送中の「SWALLOW's nest radio」を紹介し、さらなる交流の場を提供していくことを約束しました。

第2部：アコースティックミニライブ

トークセッションに続いて、SWALLOWによるアコースティックミニライブが開催されました。初のアコースティック形式でのパフォーマンスは、静かな環境から始まり、次第に観客の心を掴んでいきました。工藤帆乃佳の澄んだ歌声と繊細な演奏により、会場全体が感動の嵐に包まれました。

ライブのセットリストには、「青く短い春」や「ULTRA MARINE」などが並び、観客はその音楽に酔いしれ、多くの拍手が響きました。このパフォーマンスは、参加者にとって特別な思い出となったことは間違いありません。

クリエイターズエキシビション

同時開催されたクリエイターズエキシビションでは、地元のアーティストたちの作品が展示され、地域の創造力が光りました。MayoSatoのヴィーガンレザー作品や、石塚千尋の漫画「ふらいんぐうぃっち」に登場する巌鬼山神社をモデルにしたタペストリーなど、バラエティ豊かな展示は訪れる者を楽しませました。

特にMayoSatoの作品は、地域の企業とのコラボレーションによって実現したもので、地域素材の利用が強調されました。工藤帆乃佳が身に纏っていた作品もそのひとつです。

レセプションパーティーでの交流

イベント終了後には、協賛企業やクリエイターとの交流会であるレセプションパーティーが行われました。DJの選曲が心地良い雰囲気を作り出し、参加者たちはリラックスした中で様々な人とネットワーキングを楽しみました。地元の旬な食材を使った料理や特製ワインも振る舞われ、特別な時間を演出しました。

来場者からは高い評価が寄せられ、また、クリエイターからは新たなビジネスのチャンスを得る場となったことが喜ばれました。