OKIが献血運搬車を寄贈、地域医療をサポート
2023年8月22日、沖電気工業株式会社(OKI)が石川県金沢市にある石川県赤十字血液センターに献血運搬車を寄贈しました。この取り組みは、昨年の能登半島地震および豪雨災害からの復興支援と地域医療への貢献を目的としています。
地域医療を支える献血運搬車
寄贈された献血運搬車は、採取された血液や血液製剤を迅速かつ安全に運搬するための特別な車両です。この車両は、地域の医療現場において輸血用血液の安定供給を支えることを目指しています。また、他県との血液在庫調整時の緊急輸送にも対応できる体制が整っています。OKIは1996年度から全国の赤十字血液センターに献血運搬車や広報車を寄贈しており、今回がその通算34台目となります。
社会貢献への取り組み
OKIは1964年から社員同士による献血を奨励し続けており、1996年度からは「OKI愛の100円募金」と呼ばれる社会貢献活動を展開しています。この活動は、参加する役員や社員から毎月集められた募金をもとに、様々な社会貢献活動に活用されています。献血運搬車の寄贈の他、難病者支援やボランティア団体への支援も行っています。
寄贈式典の様子
寄贈式典は石川県赤十字血液センターにて盛大に行われ、OKI北関東・北信越支社の工藤季之支社長が挨拶を行いました。式典では石川県赤十字血液センターの作田和繁事業部長から感謝の言葉が述べられ、その後、OKIの広報・プロモーション部長である浅沼秀夫から作田事業部長にマスコットキーが贈呈されました。このような形で地域と繋がりを深め、医療現場を支えるための取り組みが進められています。
献血運搬車には、赤色灯とサイレンが装備され、緊急走行車両としての機能も備えています。これにより、迅速な輸送が必要な状況において強力なサポートを提供できるようになっています。
OKIの使命
OKIは、企業の社会貢献としての役割をしっかりと考え、持続可能な社会の実現に向けての努力を日々続けています。社員一人ひとりがこのような活動に参加し、地域医療を支えていく志を持つことは、企業としても重要な使命となっています。今後もOKIは、地域社会と連携しながら、社会貢献に力を入れ続ける方針です。
これからも、OKIの献血運搬車が地域医療において確かな役割を果たし、多くの人々の健康を支えることを期待しています。