エイジェックグループとデジタル・ナレッジがリスキリング支援で業務提携を締結

エイジェックグループとデジタル・ナレッジが業務提携

エイジェックグループの教育部門、一般社団法人全日本教育研究会（ANES）は、eラーニング分野で実績を持つ株式会社デジタル・ナレッジと包括業務提携を締結した。この提携は、社員のスキルの可視化を目的とし、企業向けリスキリングサービス「リスキリング・ShowMeI（ショーメイ）シリーズ」の展開を進めていく。

新たなリスキリングサービスの概要

新サービス「リスキリング・ShowMeI」は、社員のスキルを測定し、その結果を可視化することによって、会社全体のスキルマネジメントを効率化することを目指している。利用されるオープンバッジ技術により、測定したスキルがデジタル証明として認証されるため、社内でのスキルの可視性が格段に向上する。

オープンバッジの利点

オープンバッジは、世界共通の基準に基づいて発行されるデジタルな証明書であり、社員のスキルを視覚的に理解する手段としても働く。これにより、従業員は自身のスキルアッププランを立てやすくなり、企業側も社員に適したトレーニングを実施しやすくなる。

スキル育成の流れ

「リスキリング・ShowMeI」の具体的なプロセスは、まず社員のスキルを評価し、その結果を元にトレーニングを実施するという二段階に分かれている。評価によって把握したスキルの状態に基づいて、最適なトレーニングプランを設計し、効果を測定することで、社員は自らの成長を実感することができる。

今後の展開

このサービスの第一弾として、ITリテラシーに特化したリスキリングバッジの提供が予定されている。また、それに伴い教育コンテンツを供給する「イノベーションパートナー」の募集も行われる予定だ。

企業の求めるスキル標準を設計し、各業界のニーズに対応した教育を実施する体制を整えるために、製造業や建設業など、その他の業界向けのデジタルバッジも順次開発されていく見込みだ。