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B+のヒップホップ写真展「Tried by Twelve」が渋谷で開催

アメリカの注目のヒップホップフォトグラファー、B+（ビー・プラス）の写真展『Tried by Twelve: photography by B+』が、2022年7月15日から18日まで東京の渋谷にあるTRUNK(HOTEL)内ROOM101で開催されます。この展示は、B+が約30年にわたり撮影してきたヒップホップシーンの伝説的アーティストたちをフィーチャーした作品が中心となっています。

B+は、1990年代前半から活動を開始し、Mos DefやSnoop Dogg、Notorious B.I.G.、Lauryn Hillなど、数多くのトップアーティストのフォトグラファーとして知られています。近年ではヒップホップ以外のジャンルでもDamian MarleyやKamasi Washingtonの公式フォトグラファーとしても活躍しています。B+の作品はその独特な色合いや質感、構図が特徴で、すぐに彼の作品とわかります。

今回の展覧会「Tried by Twelve」では、過去に撮影した12組のアーティストの作品を展示します。展示される写真の中には、アルバムジャケットや雑誌にも使われたものや、未公開の貴重な作品が盛り込まれています。このタイトルは、ヒップホップのアンダーグラウンドクラシックであるThe East Flatbush Projectの同名曲からインスパイアされたもので、故Byze Oneへの追悼の意も含まれています。

展示予定のアーティストは、Damian Marley、Erykah Badu、Kendrick Lamar、Notorious B.I.G.など多岐にわたります。また、7月15日にはB+本人が在廊し、オープニングのレセプションパーティーも開催されます。この写真展そのものだけでなく、B+の作品に触れる良い機会です。

さらに、写真展に合わせて東京のストリートブランド、APPLEBUMとのコラボレーションによるコレクションとポップアップも開催されます。『”Live it, breathe it, be it.” APPLEBUM x B+ Capsule Collection』というタイトルのこのコレクションには、B+のヒップホップアーティストの写真を元にしたデザインが施されたTシャツやパーカーなど、全20アイテムがラインナップされる予定です。

特に、このコラボレーションでは、APPLEBUMが過去のアーカイブから独自にセレクトした写真を使用しており、今回の写真展とは異なる新しい視点でヒップホップ文化を表現しています。ポップアップは7月16日から31日まで渋谷のMIYASHITA PARK内のセレクトショップ「DAYZ」で開催されます。

B+とAPPLEBUMのコラボレーションについても注目が集まります。これに対して、B+は「ラップは行うものだが、ヒップホップは生きるもの」というメッセージを共に発信しています。これは、ヒップホップカルチャーの本質をより深く理解し、体現することを意味しています。

展覧会やコラボレーションを通じて、B+の魅力的な作品に触れ、ヒップホップ文化の奥深さを再発見する良い機会となるでしょう。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

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