紀伊國屋書店、インドネシアに新たな拠点を開店

紀伊國屋書店、インドネシアに新たな店舗を開業

株式会社紀伊國屋書店（代表取締役社長：藤則幸男）は、2024年12月13日、インドネシアのジャカルタに3号店をオープンしました。この新しい店舗は、スナヤン地区に位置するSOGOプラザスナヤン内に展開しています。白地におしゃれなデザインの外観は、賑やかなビジネス街の中でも一際目を引きます。

紀伊國屋書店は1990年にインドネシアに進出し、長い歴史を共有しています。特に2004年には、インドネシア国内の小売業大手であるミトラ・アディプルカサ（MAP）とフランチャイズ契約を結び、多様な書籍を地元のお客様に提供してきました。現在、紀伊國屋書店はジャカルタの中心に2つの大型店舗を持ち、それぞれ「グランドインドネシア」と「セントラルマーケット」として知られています。

新たにオープンされたSOGOプラザスナヤン店は、30坪の広さを誇るこの店舗では、書籍だけでなく、文具や雑貨も取り扱っています。店舗のデザインには、快適さと親しみやすさが大切にされ、お客様がどのようなニーズに対しても答えられる空間が広がっています。

紀伊國屋書店は、インドネシア進出以来30年の間に培った店舗運営ノウハウを活かし、さらに魅力的なサービスを提供することを目指しています。この新店舗では、例えば、日本語の書籍だけでなく、英語の書籍も豊富に取り揃え、言語や文化を超えてお客様を魅了する役割を担います。また、新たな文具や雑貨は、生活を彩るアイテムとして多くの人々に利用されることが期待されています。

紀伊國屋書店のこれまでの歩み

紀伊國屋書店は、1927年に創業以来、徐々に成長を遂げてきました。特に1969年にサンフランシスコに海外1号店を開店して以降、米国、シンガポール、台湾、インドネシア、マレーシア、タイ、オーストラリア、アラブ首長国連邦（UAE）、カンボジアの10カ国で42店舗を展開しています。また、ベトナムでは2016年から、国内最大の書店FAHASAと提携し、当社の取り扱い書籍を通じて日本の書籍を多くの読者に届けています。

新たに加わったSOGOプラザスナヤン店は、ジャカルタ地域における紀伊國屋書店のプレゼンスをさらに強化するものであり、訪れるすべてのお客様に愛される場所となることを目指しています。お近くにお立ち寄りの際は、是非お越しください。