カロッツェリア デジタルプロセッサーが進化
パイオニアより、Class D ハイパワーアンプ内蔵のカロッツェリアデジタルプロセッサーが登場しました。新たに発売されたモデルは、ハイレゾ音源対応の「DEQ-7000A」と、使いやすさを追求した「DEQ-2000A」の2種類です。
デジタルプロセッシングユニット「DEQ-7000A」
「DEQ-7000A」は、豊富な入出力端子を持ち、純正オーディオシステムの機能を活かしつつ、音質を大幅に向上させることができます。このモデルは高性能なデジタル信号処理(DSP)を搭載しており、タイムアライメントやイコライザーの調整といった多様な音響調整が可能です。ユーザーはスマートフォンアプリやWindows PCソフトウェアを利用して、直感的に音響空間をカスタマイズできます。
「DEQ-7000A」は、音源の切り替えや音量調整が手元でできる専用リモコンが付属しているため、操作が非常に便利です。ハイレゾ音楽への対応に加え、さまざまなソースを管理する機能が充実しています。
エントリーモデル「DEQ-2000A」
エントリーモデルの「DEQ-2000A」は、手軽に車種ごとの最適な音響空間を構築できることが特徴です。このモデルには、20車種分のサウンドチューニングデータが用意されており、これを使うことで自分の車にぴったりな音質に簡単に設定できます。サウンドチューニングデータは、カロッツェリアの公式サイトから無料でダウンロードできるため、手軽に音質を向上させたい方に適しています。
さらなる機能と利便性
両モデルには、小型サイズという特長があり、車両のシート下など狭い場所にも設置可能です。「DEQ-2000A」では、スピーカーラインの入出力が別売のケーブルで行えるため、純正配線を切断する必要がありません。また、ナビゲーション音声とDSPソース音源の同時出力も可能で、多様な使い方ができます。5種類のプリセットイコライザーを搭載しているため、楽曲に応じた簡単な音響調整も楽しめます。
結論
これまでのオーディオシステムの着実な進化と、車内での音楽体験の向上を実現する新しいデジタルプロセッサー。特に「DEQ-7000A」は、ハイグレードモデルとしてその性能をフルに活かした仕様になっており、音楽愛好家にとっては見逃せないアイテムです。時代のニーズに応じた「DEQ-2000A」も多くのユーザーに支持されること間違いなし。これらの製品によって、車の中での音楽体験が一層豊かなものになることでしょう。今后の発売が待ち遠しいです。