進化するコージェントラボのAI OCR「SmartRead」
最先端のAI技術を駆使する株式会社コージェントラボ(Cogent Labs)が、次世代AI OCR「SmartRead」に新機能を追加しました。この新機能は、財務や監査法人向けとして、非定型文書に存在する表を簡単に抽出できることを目指しています。
背景とニーズ
日本の財務や監査法人において、決算書など複雑な文書のデータ化作業には多くの時間と労力がかかるのが現状です。従来は手作業で表を読み解き、データを整理していたため、業務が煩雑になっていました。コージェントラボは、こうした課題を解決するために、今までにも請求書や注文書などの非定型文書に対する高精度の読み取り機能を提供していました。
追加された表抽出機能
今回の追加機能により、業務の効率化が一段と進むことが期待されています。ユーザーが抽出したい表の領域を選択するだけで、その表がエクセルデータに変換されます。さらに、コージェントラボ独自の技術により、罫線のない表でも正確にデータを抽出することが可能になりました。このため、決算書などの複雑な構造を持つ文書も、事前の定義なしで読み取れる利便性が加わりました。
対象業界と今後の展望
新しい表抽出機能は、主に財務や監査法人、BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)の企業に向けて設計されています。コージェントラボはお客様のニーズに応じて、今後も「SmartRead」の機能を拡充し、業界全体のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進していく方針です。
コージェントラボについて
株式会社コージェントラボは、東京都港区に本社を構える企業で、2014年に設立されました。代表取締役社長CEOのエリック・秀幸・ホワイトウェイが先導し、最先端のAI技術を利用したサービスの提供を通じて、知的労働のDXを進めています。彼らのプラットフォーム「Cogent DX」は、ドキュメント処理を中心としたDXを実現するためのソリューションとして注目されています。
コージェントラボは、社会的課題である生産性向上や労働力不足の解決に向けて、今後も進化を続けていくことでしょう。変化し続けるビジネスシーンにおいて、同社の取り組みには益々の期待が集まります。