新しい配筋検査の形、Modelyが建設業界に革命をもたらす
DataLabs株式会社が提供する3D配筋検査システム「Modely」は、リリースから1年で導入件数が100件を超え、建設業界で注目を集めています。特に、ゼネコンや工事発注者からの導入が増加しており、今後は現場での活用実績に基づいてさらなる機能改善が計画されています。
Modelyの特徴と利便性
Modelyは点群データを活用した配筋検査システムで、LiDAR技術を用いたiPadで鉄筋をスキャンし、そのデータを基に検査を簡単に行えるようになっています。具体的には、スキャンしたデータをModelyにアップロードし、必要な範囲を指定するだけで、鉄筋の検出と自動モデル化が行われます。これにより、鉄筋本数や間隔などの検査項目が自動計測され、帳票も自動で作成されます。さらに、かぶり厚や重ね継手長の計測も可能です。
情報の共有も簡易化されており、施工者と発注者間でクラウド上でデータのやり取りができ、遠隔での監理が実現されます。これにより、作業の効率が大きく向上しています。
導入のメリット
Modelyを導入した現場では、従来の配筋検査に比べてさまざまなメリットが報告されています。例えば、従来の方法では約160万円の人件費がかかるところを、Modelyではトータルコストが約100万円に低減されました。また、検査時間も大幅に短縮され、従来150分かかっていた検査が30分で完了するようになっています。
専用の計測装置やソフトウェアが不要で、iPad1台ですべてを完結できる点も大きな魅力です。UIがシンプルで扱いやすいため、誰でも簡単に操作できるのもポイントです。
具体的な活用事例
大鉄工業株式会社&西日本旅客鉄道株式会社
この現場では新駅の新設工事においてModelyを活用しており、専用デバイス不要で、検査作業が約70%省力化されています。帳票作成も自動化され、情報共有が一つのシステムで完結するようになりました。
佐々木建設株式会社
福井道路新野改良工事において、Modelyを使用することで、細部まで正確なデータ取得が可能になりました。また、従来2人で行っていた作業が1人で完結できるようになり、作業効率が大幅に向上しました。
株式会社横河ブリッジ
配筋検査において、計測から帳票作成までの60%以上の省力化を実現し、精度も±5㎜以内で保たれるとのことです。これにより、複雑な配筋にも対応できるようになりました。
未来への展望
Modelyは、配筋検査のプロセスを根本から変えることを目指しています。国土交通省が策定した「i-Construction 2.0」への取り組みの一環として、今後は3D設計データ(BIM/CIM)を使用し、さらなる効率化が期待されています。これにより、配筋検査に必要な帳票作成を全自動化し、維持管理フェーズでもデータを活用できるようなシステムの構築を進めていくでしょう。
DataLabsは、配筋検査のデジタル化を進めることで、建設業界全体の生産性向上に貢献し続けることを宣言しています。