デイブレイクが農林水産省主催の試食会に出展
9月5日、東京で開催された農林水産省主催の「コメ加工品の輸出拡大に向けた試食会」にて、特殊冷凍ソリューションのパイオニアであるデイブレイク株式会社が出展しました。デイブレイクが特に注目されたのは、米国向けに輸出している冷凍寿司です。この試食会には小泉進次郎農林水産大臣も訪れ、実際に冷凍寿司を試食しました。
試食会の目的と内容
この試食会は、日本のこめを海外市場に広めることを目的としており、参加企業7社が個々に工夫を凝らしたコメを使った加工品を紹介しました。デイブレイク以外にも冷凍弁当や米粉パンなど、多様なコメ加工品が披露され、特に冷凍寿司への関心が高まっていることが伺えました。
小泉大臣のコメント
デイブレイクブースで、取締役副社長の片山良宏が米国市場での成功事例や、冷凍寿司が持つ技術的な特徴について詳しく説明しました。小泉大臣はそれに深く耳を傾け、中でも「冷凍を感じさせない」というコメントを残し、デイブレイクの冷凍寿司の品質を高く評価しました。試食会終了後には「輸出を通じて需要を拡大させることが重要だ」と強調し、冷凍寿司がその一翼を担うことに期待を寄せました。
デイブレイクの目指す未来
デイブレイクは、冷凍寿司を新たな食文化として世界に広めるための取り組みを続けています。特に、9月19日には「冷凍寿司元年」と位置付けた特別イベントが開催され、冷凍寿司の魅力を発信する場とする予定です。このイベントには、冷凍寿司に特化した優れた製品を持つ企業が参加し、多くの来場者にその味を知ってもらう機会を設けます。
特殊冷凍技術「アートロックフリーザー」とは
デイブレイクの誇る「アートロックフリーザー」は、食品の品質を保持するために独自に開発された特殊冷凍機です。一般的な冷凍方法に比べ、細胞を損傷させずに急速に凍結できるため、食品のうまみ成分を逃がさず、美味しさを保つことが可能です。現在、約700社で導入が進んでおり、高評価を得ています。
デイブレイク株式会社の企業理念
2013年に設立されたデイブレイク株式会社は「作り手から食べ手までのより良い未来を創造する」を企業理念として掲げ、特殊冷凍技術を駆使した事業を展開しています。今後も、日本の食品流通に革新をもたらす企業であり続けることを目指します。
まとめ
デイブレイクの冷凍寿司は、今後の展開においても注目されており、農林水産省の後押しを受けながら、日本の誇るコメを基にした品々がどのように海外で評価されるか、期待を持って見守りたいです。彼らの取り組みや技術は、食文化の進化を促し、新しい市場への扉を開くことでしょう。