富士ゼロックス前社長、栗原博氏がスターティアHDの顧問に
スターティアホールディングス株式会社は、富士ゼロックスの元社長であり、現在は一般社団法人日本テレワーク協会の会長を務める栗原博氏が顧問に就任したと発表しました。この就任は、事業戦略や経営体制の強化を図り、持続的な成長を目指すものとされています。
就任の背景
栗原氏は、富士ゼロックスにおいて長年にわたって活躍し、2015年から2018年の間には社長を務めました。その間、販売体制の強化と技術革新を推進し、同社の国際的な存在感を顕著に向上させる重要な役割を果たしました。特に、日本国内外での営業戦略を展開し、数多くのプロジェクトを成功へと導くなど、彼の手腕は高く評価されています。
現在も栗原氏は、一般社団法人日本テレワーク協会の会長として活躍しており、働き方改革や地域の振興にも取り組んでいます。また、複数の企業の社外取締役や特別顧問を歴任するなど、広範なネットワークと経験を持っています。これらの経験を背景に、スターティアHDの顧問に就任することで、同社の成長がさらに加速することが期待されています。
栗原博氏の経歴
栗原氏は1978年に大学を卒業後、富士ゼロックスに入社しました。その後、アメリカのカリフォルニア大学サンディエゴ校の大学院に留学し、帰国後もゼロックスでの勤務を経て、次第に昇進していきました。
- - 2004年: 執行役員に就任し、プロダクションサービス事業の本部長を務める。
- - 2009年: 取締役常務執行役員に就任し、国内営業を担当。
- - 2014年: 取締役専務執行役員として営業全般を管掌。
- - 2015年: ついに代表取締役社長に就任。
- - 2018年: 特別顧問へと変わる。
これらの経歴に加えて、一般社団法人ビジネス機械・情報システム産業協会の副会長を歴任するなど、業界内外で一定の影響力を持つ存在として知られています。2020年には日本テレワーク協会の会長に就任し、現在も多岐にわたる活動を行っています。
スターティアホールディングスについて
スターティアホールディングスは、東京都新宿区に本社を置く企業で、中小企業のデジタルシフトを推進することを目指しています。デジタルマーケティングやITインフラに注力し、特に「最先端を、人間らしく。」というスローガンのもと、分かりやすく、また顧客に寄り添ったサービスの提供に努めています。
- - 社名: スターティアホールディングス株式会社
- - 所在地: 東京都新宿区西新宿2-3-1 新宿モノリス19階
- - 代表者: 本郷秀之(代表取締役社長 兼 最高経営責任者)
- - 資本金: 824,315千円
- - 設立: 1996年2月21日
- - 上場取引所: 東京証券取引所 プライム市場(証券コード:3393)
スターティアホールディングスの将来に、栗原氏がどう貢献していくのかが、ビジネス界で大いに注目されています。