三国歯科グループ、ベトナム・チャビン省と国際協力協定を締結

三国歯科グループ、チャビン省と国際協力協定を締結

2023年11月30日、三国歯科グループが運営する医療法人社団大伸会（千葉県松戸市・川名部謙理事長）は、ベトナムのチャビン省との間で国際協力協定を締結しました。この協定は、チャビン省の住民に対する口腔ケアの推進や、チャビン大学の歯学部への教育支援という二つのテーマに基づいています。

協定締結の背景

協定締結は、チャビン省の経済使節団が名古屋を訪問したことを起点に行われました。団長はチャビン省のチャン・チ・ズン共産党委員長で、名古屋でのビジネスミーティングが最終日となっていました。このミーティングでは、名古屋商工会議所や中部経済連合会、愛知県知事、名古屋市長などとの意見交換が行われ、協力の必要性が確認されました。特に、チャビン省の健康推進に関する議論が活発に行われ、大伸会との協定締結へと至りました。

これまでの取り組み

大伸会は、これまでもベトナムハノイに「ハノイ三国歯科」を開設し、その活動を通じて地域医療の発展に寄与してきました。また、チャビン大学の歯学部に対しては、幾島章仁院長を講師として派遣し、双方の医療技術や情報の共有を行ってきました。これらの取り組みは、単なる協定の締結に留まらず、具体的な知識や技術の伝達を通じた連携を実現しています。

今後の展望

新たな協力協定の下で、大伸会では引き続き日本の先進的な医療技術や知識をベトナムに伝え、現地の健康水準の向上に努めていく方針です。この取り組みは、日本とベトナムの友好な関係を深める上でも重要な役割を果たすことでしょう。さらに、口腔ケアの普及が地域社会全体の健康促進に寄与することが期待されています。国際的な医療交流が進む中、三国歯科グループの活動は注目されることでしょう。