次世代の若者を応援する「JIDF学生文化デザイン賞2026」
一般社団法人日本文化デザインフォーラム(JIDF)が主催する「JIDF学生文化デザイン賞2026」が、全国の大学生や専門学生を対象に作品を募集しています。このコンペティションはアートやデザイン、科学、文学、音楽など、あらゆるジャンルでの創造的な取り組みを歓迎し、学生たちの斬新なアイデアを発掘・支援することを目的としています。
募集内容と応募資格
今回の応募テーマは一切自由。具体的には、学生たちが今考えている、または進行中のクリエイティブな企画やプロジェクトが対象です。個人でもグループでも応募可能で、卒業制作などもエントリーできます。「シャッター商店街再生デザインフェスティバルを主催!」や「音楽で世界を変える方法を発見!」といったユニークなアイデアを持つ方々の参加が期待されています。
審査プロセス
応募作品は、一次審査と二次審査の二段階を経て評価されます。一次審査では、約70名のJIDF会員が書類選考を行い、そこからファイナリスト6人(組)が選ばれます。最終審査では、選ばれたファイナリストが各15分のプレゼンテーションを行い、そのプレゼンの内容とJIDF会員の投票により、グランプリと準グランプリが決定されます。
賞金と期待される成果
グランプリには30万円、準グランプリには15万円、その他の入賞者にも応援金が授与されます。学生たちが自身のアイデアやプロジェクトを発表する場として、この賞は単なるコンペティションにとどまらず、次世代のクリエイターを育成する貴重な機会でもあります。
この賞は2018年に創設され、毎年開催されており、今年度で8回目を迎えます。昨年度の第7回では、大阪芸術大学の今井凛さんがグランプリを受賞し、音の可視化に関する独特なプロジェクトを提案しました。
応募方法と締切
応募は、JIDFのホームページからエントリーシートをダウンロードし、必要事項を記入の上、指定のメールアドレスへ送信する形式です。プロジェクトの内容はA4サイズの用紙にまとめ、最大3枚までの情報を記載することが求められます。
応募締切は2026年1月9日(金)必着です。この機会を利用して、日本中の学生たちの独創的なアイデアを形にするチャンスを掴んでみてはいかがでしょうか。
JIDFについて
日本文化デザインフォーラムは、さまざまな分野の専門家が集まり、互いに協力しながら新たな文化を創造することを目指しています。1990年の設立以来、数多くのフォーラムを開催し、文化・デザインの未来を担う人材の育成に寄与してきました。学生文化デザイン賞は、特に若者たちの意欲的な取り組みを後押しするために設けられた賞です。
このように、多様なジャンルで活躍する力が試される「JIDF学生文化デザイン賞2026」にぜひ応募し、自身の可能性を広げてみてください。