タニタ、家族で育児をサポートするスマートベビースケール『nometa』新モデル発売
健康総合企業のタニタ株式会社は、1グラム単位で赤ちゃんの授乳量を測定し、スマートフォンアプリで管理できるベビースケール『nometa(のめた)』の新モデルBB-115Lを2023年11月15日に発売しました。
この新モデルは、従来モデルと同様に授乳量と体重を正確に測定する機能に加え、Bluetooth通信機能を搭載。測定データは、専用アプリや育児記録アプリ「ぴよログ」に自動転送され、授乳回数、時間、体重推移などを簡単に記録・管理できます。アプリを通して家族とデータを共有することで、チーム育児を実現し、育児の負担軽減に貢献します。
少子化社会における育児支援
近年、少子化が深刻化する日本において、子育て中の親御さんの負担軽減は重要な課題となっています。厚生労働省の調査によると、多くの母親が授乳に関する悩みを抱えていることが明らかになっています。母乳の量が足りているか不安に感じたり、授乳の頻度や赤ちゃんがどのくらい飲んでいるのか把握するのが難しいといった悩みは、多くの母親が共有するものです。
タニタは、2016年から授乳量機能付きベビースケールnometaシリーズを提供し、多くの家庭で利用されてきました。今回発売された新モデルは、これらの課題を解決するために、アプリ連携機能を追加したことで、より利便性の高い製品となっています。
nometa BB-115Lの特長
1g単位の正確な測定: 赤ちゃんの授乳量を1グラム単位で正確に測定し、母乳の量を正確に把握できます。
スマートフォンアプリとの連携: Bluetooth通信でスマートフォンにデータを転送。アプリで授乳量、体重、時間などを記録・管理できます。
データ共有機能: 育児記録アプリ「ぴよログ」との連携により、家族でデータを共有可能。チーム育児をサポートします。
使いやすさ: 新生児期の頻回授乳でもストレスを感じさせない操作性を実現。本体に5日分のデータ保存機能も搭載しています。
多様なニーズに対応: 5人までの登録に対応し、多胎児家庭や複数の子を持つ家庭でも利用できます。夜間授乳時の確認を容易にするバックライト機能も搭載しています。
ぴよログとの連携
nometaと連携する育児記録アプリ「ぴよログ」は、400万以上のダウンロード数を誇る人気アプリです。授乳、オムツ交換、身長・体重など、育児に関する様々な情報を記録・管理できます。アプリを通じて家族と情報を共有することで、育児における情報の非対称性を解消し、家族全体で赤ちゃんを育む環境を構築することができます。
タニタの取り組み
タニタは1974年からベビースケールを販売しており、長年にわたり、医療現場から家庭まで幅広いニーズに対応してきました。今回のnometa BB-115Lの発売は、タニタの育児支援への取り組みの一環であり、今後も様々な製品やサービスを提供することで、人々の健康をサポートしていくことを目指しています。
製品概要
製品名:授乳量機能付ベビースケール「nometa(のめた)」BB-115L
計量範囲:体重 0~20kg、授乳量 1g単位
電源:単3形アルカリ乾電池×4本
* 付属品:ベビーバスケット用マット、お試し用電池
本製品は、インターネット通販を中心に販売され、年間5000台の販売を計画しています。