KAGEがソニーストア福岡で映像作品展を開催、地域との新たな関係を模索

KAGEがソニーストア福岡天神で映像作品展を開催

KAGE inc.が主催する映像作品展『ローカルから浪漫を掲げろ』が、福岡市のソニーストア福岡天神にて、2026年1月23日から2月3日の期間に開催されます。本展示会は、KAGEとソニーの技術が融合する新たなアートの可能性を探る場であり、地域文化とテクノロジーの交差点と言えます。

展示の背景と内容

KAGEは創業から5年間、ソニーのテクノロジーを通じて映像表現の限界を試し続けてきました。本展示では、KAGEの持つ強い表現力と、ソニーが提供する先進的な技術がどのように結びついているかを体感できる機会を提供します。特に、福岡という地を背景に、Local（文化）・Creative（創造）・Technology（技術）が交わることで、現代の映像表現がどう進化しているかが問われます。

開催概要

- 開催日: 2026年1月23日（金）〜2026年2月3日（火）
- 時間: 11:00〜19:00（入場無料）
- 場所: ソニーストア福岡天神 1F 〒810-0021 福岡県福岡市中央区今泉1丁目19-22

特別展示『KAGE JAPAN』

本展では、KAGEが自社ブランド『KAGE JAPAN』の特別展を行うことも特徴です。このブランドは、約3年にわたってソニーの機材を使ったコンテンツ制作を進めてきた成果が具現化されたものです。展示内では、KAGEが特選した甲冑に加え、華道家・村田育未による生花の空間演出が行われ、日本の文化と先端技術が見事に融合した体験を楽しめます。

アートドキュメンタリーの上映

また、制作の舞台裏を探るアートドキュメンタリーも上映され、特に熊本・阿蘇の自然環境での制作風景は、製作過程全体を観客に示します。このドキュメンタリーを通じて、KAGEとソニーの技術がどのように結びついているかを視覚的に理解できるようになっています。

『Oasis - 心の休息地をめぐる旅』

展示の一部として、『Oasis - 心の休息地をめぐる旅』も紹介されます。このプロジェクトは、九州朝日放送(KBC)による地域発信プロジェクトで、KAGEが立ち上げから携わっています。約3年間にわたり、地域を訪れ、その土地に根ざした文化や情景を記録してきました。展示では、参加者が心を休ませることのできる『心の休息地』が形成され、地域文化と若い世代との交流が促進される意義深い試みが展開されます。

オープニングレセプション

特に2026年1月23日にはオープニングレセプションが行われ、KAGEの活動を支えた関係者への感謝を示す場となるとともに、新たな出会いを創出する機会としても注目されています。また、地域の博多屋台文化を担う若い店主たちによる出店も行われ、人々が集い交流する『にぎわい』を体感することができます。

特別プログラムの実施

会場では、甲冑工房丸武産業の加藤貴之氏による甲冑着装の実演や、華道家・村田育未さんによるインスタレーションも行われます。音楽方面では、RAYZ-ROのサウンドキュレーションが会場全体を包み込み、展示に新たなリズムと余韻をもたらします。

まとめ

KAGEの映像作品展『ローカルから浪漫を掲げろ』は、ただのアート展示ではなく、地域の文化と新たなテクノロジーの融合を深める重要な機会です。特に、KAGEとソニーによるコラボレーションは、映像表現の未来を切り拓く革新的なステップとして期待されています。これからの地元と次世代の文化の関係性を見つめ直すこの展示に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。