量子センシング技術の未来
2026-08-20 11:19:11

東陽テクニカとQST、Type-Iが共同で量子センシング技術を開発

東陽テクニカが量子センシングの新たなステップを踏み出す



株式会社東陽テクニカ(本社:東京都中央区)は、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(QST)及び株式会社Type-I Technologiesと手を組み、量子センシング技術を巡る共同研究を開始しました。この取り組みは、次世代技術の開発に向けた重要な一歩であり、ダイヤモンドNVセンターを用いた精密な計測技術の実現を目指しています。

この共同研究の主な目的は、ダイヤモンドNVセンターを用いた量子センサー及び量子センシング装置の開発を進め、社会へ実装することです。量子センシングは、物質の微細な物理量を高精度に測定する新しい手法であり、半導体チップの故障解析やEVモーターの評価、さらにはバイオ医療や防衛・航空宇宙など広範な分野での応用が期待されています。

量子センシング技術とは?



量子センシングは、量子力学の原理を利用して様々な物理量を計測する技術です。ダイヤモンドNVセンターはその中心となる技術で、ダイヤモンド内の窒素と空孔の構造を活用し、磁場や温度の変化を非常に高感度かつ高精度で測定することができます。この技術により、従来では難しかった課題の解決が可能となるのです。

ただし、量子センシング技術の普及には、安定したNVダイヤモンドの供給体制や品質の統一が不可欠です。これらは非常に重要な課題であり、今回の共同研究において解決の道筋を見出していくこととなります。

共同研究の進行



この共同研究では、各企業がそれぞれの専門分野で持っている技術や知見を持ち寄ることで、ダイヤモンドNVセンターに基づく量子センサー及びその装置の開発を加速させることを目的としています。量子センシング技術をより実用的な形で製品化するため、多方面からのアプローチが必要不可欠です。

  • - 主な研究テーマ
1. ダイヤモンドNVセンターを用いた量子センサーの開発・評価
2. 量子センシング装置の試作と性能評価
3. 技術的課題の抽出と市場適応性の検討

東陽テクニカの量子ソリューション事業



東陽テクニカは、量子技術の社会実装を進めるために、様々な構想を展開しています。例えば、フィンランドのIQM Quantum Computersとの提携により、超電導型量子コンピューターの販売を行っています。量子コンピューターは、従来の計算機では扱いきれないとされる問題を解決できる可能性があり、非常に注目されている技術です。

また、量子センシングに関連する高感度イメージングカメラの製造・販売を手がける英国のRaptor Photonics社とも提携しており、さらにダイヤモンドNVセンターを使った教育キットの販売を行うスイスのQZabre社との連携も発表されています。これらの活動により、量子技術の普及がさらに加速することが期待されています。

量子技術の未来へ



東陽テクニカは、今後も世界のリーディングカンパニーや研究機関との連携を強化し、量子分野における新たなビジネスモデルの創造や人材育成に力を入れていく方針です。量子センシング技術が社会に与える影響は計り知れず、今後の動向が非常に楽しみです。量子技術の社会実装は、産業の発展や社会課題の解決に繋がる重要な要素となるでしょう。

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参考リンク




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会社情報

会社名
株式会社東陽テクニカ
住所
東京都中央区八重洲1-1-6
電話番号
03-3279-0771

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