AIによる転職支援サービス「CURATE」登場
東京都渋谷区に本社を置くフェアテック株式会社は、2025年8月12日より、AIを活用して転職者に最適な求人を選定しLINEで届ける「CURATE(キュレート)」のウェイティングリスト登録を開始することを発表しました。このサービスは、特に20代から30代半ばのハイクラスの転職者向けに設計されており、膨大なスカウトメールの中から必要な情報だけを選び出し、転職活動をサポートします。
背景とサービスの必要性
近年、転職市場が活性化する中、求職者が受け取るスカウトメールの数は増大しています。特にハイクラス層では、1日に最大50通ものメールを処理しなければならず、これがストレスの要因となっています。ほとんどの転職者は、メールの件名を見て10%から30%のメールしか開封しないことが多く、魅力的なオファーが未開封の中に眠っている可能性もあり、これがさらなるストレスとなります。
本来、転職エージェントは求職者のために情報を厳選し提供する役割を担っていますが、情報が多すぎる現代ではこの役割を果たすのが難しい状況です。そこで新たに求められるのが、転職者とエージェントの間をうまくつなぐ「キュレーター」としての役割です。これを実現するのが「CURATE」です。
CURATEの機能
「CURATE」は、求職者のGmailに届く数多くのスカウトメールの中から、本当に適した求人情報のみをピックアップし、定期的にLINEに転送する機能を持っています。これにより、求職者は忙しい日常の中でも、わずか5分の設定時間で、ストレスなく自分に合った求人情報へアクセスできます。
利用方法
1. Gmailアドレスで会員登録を行います。
2. LINEアカウントと連携し、必要な情報を設定します。
3. 転職の軸を選び、職務経歴書をアップロードします(任意)。
4. どの転職サイトを利用するか、LINEへの転送頻度などを設定します。
このようにシンプルな手続きで、適切な求人情報をLINEで受け取ることができます。このサービスのウェイティングリストに登録することで、正式リリースの情報がいち早く得られる環境が整います。
無料で利用可能
「CURATE」の利用は転職者にとって無料です。今後は、さらに求職者の転職活動をサポートするために、企業の魅力を深掘り調査したり、面接の想定問答を生成したり、面接日程を自動で調整する機能を実装する予定です。
会社概要
フェアテック株式会社は、高度な生成AIアプリケーション開発やITコンサルティング、有料職業紹介事業など多岐にわたる事業を展開しています。設立は2024年9月、代表取締役の辰巳裕介氏が率いるこの企業は、新しい時代の転職支援をリードすることを目指しています。
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今後の転職市場において、CURATEがどのように役立つのか、期待が高まります。転職を考える方は、ぜひ光り輝く未来への一歩をCURATEで踏み出してみませんか?