サクソバンク証券がTradingView上で初の先物取引を実現
サクソバンク証券株式会社は、TradingView上で初めて先物取引を可能にしました。これにより、ユーザーは金融商品を効率的に取引できる環境を手に入れることができます。これまで日本でTradingViewを利用していた投資家やトレーダーにとって、この新たなサービスは待望のものでしょう。
TradingViewとは?
TradingViewは、全世界で1億人以上のユーザーに支持されるトレーディングプラットフォームです。特に日本での利用者は約110万人を超え、優れたチャート機能と多様な描画ツールを備えています。特徴的なのは、高度なテクニカル分析が可能な400種類以上のインジケーターです。また、ユーザー同士が取引アイデアやテクニカル分析を共有できるソーシャルネットワークの機能も持っています。
サクソバンク証券は、英語版のTradingViewだけでなく、日本語版のサービスも提供しています。これにより、日本の投資家たちは自分の言語でトレードしやすくなりました。ユーザーは、サクソバンク証券の口座を通じて、TradingViewに無料でアクセスし、直接取引することができます。
先物取引の取扱商品
今回の発表により、TradingView上で取引可能になった先物商品は、主に海外株価指数先物と海外商品先物です。特に幅広い商品に対応しているサクソバンク証券は、国内株式指数先物も追加入力予定です。サクソバンク証券は、従来の株式、FX、CFDに加え、先物も一つのプラットフォームで統合して提供する、唯一の証券会社となりました。
顧客に向けた新しい価値
サクソバンク証券の代表取締役社長、ヨハン・ゲーデ氏は、新サービスによって「新しい取引機会を日本の投資家に提供できることを嬉しく思います」とコメントしています。彼は、顧客満足度を最優先し、取引手数料も他社に比べて競争力があります。特に、全CFD取引を手数料ゼロにした施策は顧客に好評です。
TradeViewの信頼性と安全性
TradingViewとの提携によって、サクソバンク証券は高い透明性と信頼性のある取引環境を確保しています。TradingViewのインターナショナル・グロース担当者、ラウアン・カッサン氏も、サクソバンクが信頼性の高いソリューションを提供する重要なパートナーであると認めています。
今後の展望
サクソバンク証券は、日本においてもより一層顧客のニーズに応えるため、TradingView上での新しい商品ラインナップを充実させていく意向です。顧客が容易に新たな取引アイデアを得られることを目指し、利用しやすい環境を整えていくとしており、今後の動向にも注目です。
新たに加わった先物取引のサービスは、投資家にさらなる選択肢と機会をもたらし、サクソバンク証券が市場で一歩抜きんでる要因となるでしょう。