高齢者見守りに新たな形
近年、高齢者の見守りサービスはますます重要なテーマとなっています。その中でも、一般社団法人終活協議会が2024年7月22日より開始する「高齢者向けLINE見守りサービス」は、高齢者やその家族に安心感をもたらす新たな手段として注目されています。
本サービスは、スマートフォンの普及とともに急速に利用が広がっているLINEを用いた安否確認の機能を提供します。従来の電話による見守りサービスに代わり、より手軽で効率的な安否確認が行えるようになりました。
サービスの特徴
この見守りサービスの主な機能は以下の通りです:
1.
LINEでの安否確認
利用者が指定した日時に、LINEを通じて安否確認のメッセージが送信されます。
利用者は、「元気です」と「相談があります」の2つの選択肢から状況を選んで回答します。
2.
相談機能
「相談があります」と回答した場合、専門のスタッフが折り返し電話を行い、その内容を伺います。
3.
心託会員様限定
サービスを利用するには、まず「心託」に入会する必要があります。会員になれば、誰でもこの見守りサービスを利用できます。
サービス利用の流れ
見守りサービスの利用は非常にシンプルです:
1. 初めに、心託会員に入会。入会金は税込み1万円です。
2. その後、電話またはLINEから見守りサービスに申し込みます。
3. 指定した曜日と時間に、システムから安否確認の連絡が行われます。
- 可能な選択時間は10:00、12:00、15:00。
- スタッフの対応時間は10:00 - 17:00です。
このように、LINEの高い普及率と使いやすさは、サービスの利用をスムーズにし、長期間にわたって利用し続けることができる要因となります。特に高齢者の方々にとって、簡単に安否確認ができることは大きな安心感につながります。
終活協議会について
一般社団法人終活協議会は、2015年に設立され、シルバー世代の拠点である巣鴨での相談からスタートしました。
彼らの活動は、終活に関する多岐にわたる悩みや不安をサポートすることを目的としており、「ワンストップサービス」を理念に、多くの高齢者を支援しています。
また、終活のスペシャリストを育成するための資格取得プログラムや、情報提供を行っており、地域社会への貢献も目指しています。
組織の概要
- - 組織名:一般社団法人 終活協議会
- - 所在地:東京都豊島区巣鴨2-11-4 第3高橋ビル11階
- - 設立:2015年12月
- - 代表:磯貝昌弘
- - 事業内容:終活ガイドの資格運営及び終活相談対応
- - URL:終活協議会公式サイト
高齢者とその家族にとって、安心できる見守り体制を構築するこの新しいサービスの登場は、多くの方々に喜ばれることでしょう。