AOI Pro.が「撮り旅」でDigi田甲子園において名誉の受賞
2025年3月13日、東京都港区に本社を置く株式会社AOI Pro.が誇る教育プロジェクト「地域の魅力を映像にしよう!〜撮り旅〜」が、内閣官房主催の「第4回Digi田甲子園」にて、民間企業・団体部門でベスト4を受賞しました。この受賞を記念して、首相官邸では表彰式が行われ、石破茂内閣総理大臣が参列しました。
Digi田甲子園とは?
Digi田甲子園は、デジタル技術を活用し、地域の課題解決や住民生活の向上、産業振興を目指すプロジェクトを広く募り表彰する取り組みです。この度、全国から選ばれた55の事例が審査され、「撮り旅」はインターネット投票において3,960票を獲得し、3位にランクイン。さらに、審査委員会の評価では7位となり、最終的に民間企業・団体部門での投票でベスト4に輝きました。
表彰式の模様
表彰式では、AOI Pro.の田中優策社長とビジネスプロデューサーの鳥居碧が出席し、トロフィーと表彰状が授与されました。この時、審査会からは「若者の企画力の育成」や「映像制作を通じた地域の魅力再発見」に対する高評価が寄せられ、地域活性化に向けた期待が示されました。
「撮り旅」プロジェクト概要
「撮り旅」は2022年に立ち上げられたプロジェクトで、主にα・Z世代の学生たちが地域の魅力を映像として記録・編集することを目的としています。これまでに29の自治体および26の学校と連携し、計18回が実施されました。また、272名の若者が参加し、多様な地域を扱った映像101作品が完成しています。これらの作品は地域プロモーションの一環としても活用されています。
スキル育成と地域への貢献
映像制作の各工程においては、AOI Pro.の専門スタッフがサポートし、映像技術に加え、様々なスキルや知見を学生たちに提供しています。このプロジェクトは、若者が地域に対する愛着を深めることを目的としており、将来的なU/Iターンに寄与することが期待されています。地域の魅力を発見することは、学生だけでなく地域や企業にとってもプラスになることが証明されています。
受賞歴
この受賞は「撮り旅」の活動の成果の一つであり、2025年1月には公益社団法人日本フィランソロピー協会主催の「第22回企業フィランソロピー大賞」でも「はばたけ!地域照らす若者賞」を受賞しています。これからも地域密着型の取り組みを続け、人財の育成と地域活性化に貢献していく方針です。
AOI Pro.の概要
1963年に設立されたAOI Pro.は、テレビCM制作などを行う日本の大手映像プロダクションで、年間約1,000本を超える広告映像の制作に加え、映画やドラマの制作も手掛けています。また、海外にも制作拠点を持ち、幅広いニーズに対応しています。これからも映像を通じて新たな価値を生み出し続けます。