朝日新聞社とStudy Valleyが新しい国語教育プログラムを発表
株式会社Study Valley(本社:東京都江戸川区、代表取締役CEO:田中 悠樹)と株式会社朝日新聞社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:角田克)は、効果的な国語力を育むための新しい教育プログラム「国語4技能実践コース」を共同開発しました。このプログラムは、Study Valleyの探究学習プラットフォーム「TimeTact」に盛り込まれており、全国の高等学校向けに提供されることが決定しています。導入に際しては経済産業省の補助金を活用することで、無償で利用できる機会も提供されます。
国語力を育成する必要性
現代社会では、情報を適切に理解し、自分の考えを的確に伝える能力がますます重要視されています。特に、高校の「総合的な探究の時間」でも、生徒が自ら課題を発見し、情報を整理、分析、表現するプロセスが求められています。しかし、教育現場では、効果的な授業設計や教員の業務負担軽減が課題として存在しています。
国語4技能実践コースの概要
この安定したプログラムは、長年の取材活動を通じて培われた朝日新聞社の専門的な知識を基にしており、次の目的に従って設計されています。すなわち、"話す"、"聞く"、"読む"、"書く"の4つの技能をバランスよく鍛え、生徒の自己理解と他者理解、さらには自己表現の基礎を育成することです。
プログラムの内容
- - 新聞のデジタル版購読: 各生徒に個別のIDを提供し、最新ニュースを通じて社会への関心を高めます。
- - ワークショップ: 新聞記事を活用した協働的なワークショップを実施し、生徒が情報収集や文章表現を学ぶ機会を提供します。
- - 原稿添削: 経験豊富な朝日新聞社のOB・OGが、生徒が作成した文章に対してフィードバックを行います。
- - オリジナル新聞制作: 生徒の取材・執筆を基に、本物のサイズの新聞を制作します。これにより、実践的な学びを得ることができます。
プログラムの特長は、実社会に関連したリアルな学習体験を提供することにあります。このプログラムは探究学習やキャリア教育との相性が良く、非常に有用です。
教育プラットフォーム「TimeTact」の役割
Study Valleyが開発した「TimeTact」は、探究学習に特化したクラウド型プラットフォームであり、生徒の主体的な学びをサポートします。200校以上の全国高校での導入実績があり、第12回キャリア教育アワードで最優秀賞を受賞しています。「TimeTact」の機能には以下が含まれます。
- - 授業ナビ: 教材や年間スケジュールの配信・管理が簡単に行えます。
- - 学習状況の可視化: 生徒の取り組みや成果物をリアルタイムで把握できます。
- - 協働学習の促進: グループワークや意見交換を活発化させる機能も豊富です。
全国展開の背景
本プログラムは、全国の高等学校に向けて提供されることが決定しました。経済産業省の補助金を利用することで、2025年度には費用がかからず導入できるため、興味のある学校はぜひ参加を検討してください。
未来への展望
Study Valleyと朝日新聞社はこのプログラムが生徒の国語力と探究スキルを高めることを期待しています。また、実施を通じて教育現場の働き方改革を促進し、持続可能な教育環境の構築に寄与することを目指しています。
コメント
田中悠樹CEOは「朝日新聞社との共同プログラム提供が嬉しい」と述べ、今後の展望に期待を寄せています。朝日新聞社の「先生コネクト」編集長である小田切陽子氏は、このプログラムが教員を応援し、全国の高校生に新しい学びの機会を提供することへの喜びを表明しました。
この想いを実現するために、私たちは積極的に参加校を募集しています。