三陽工業の新たな取り組み、三陽ルールブック
三陽工業株式会社(本社:兵庫県明石市)は、2024年7月1日から「三陽ルールブック」を全社員に向けた行動指針として運用することを決定しました。このルールブックは、社員の有志で構成された6名のメンバーが集まり制定されたもので、50項目からなる内容です。
三陽ルールブック策定の背景
従来、三陽工業には「三陽スタンダード」という10項目からなる行動指針が存在していましたが、社員から「より具体的で分かりやすい形にできないか」という声が上がっていました。このようなニーズに応えるために、三陽ルールブックが生まれました。
社員たちの意見を集約し、子供でも理解できるような平易な表現にこだわりました。家族と共に読むことができる内容を目指し、社内の行動指針を全社員が共通に理解し実践できることを目指しています。
子供でもわかることが重要な理由
三陽工業では、全社員に共通する行動理念として「誰もができることを誰もができないくらい徹底してやる」という言葉があります。この理念を基に、より具体的な行動指針が必要だとの考えから、三陽ルールブックが制定されました。
このルールブックは、「当たり前のこと」「誰もができること」を一つひとつ説明し、社員同士の認識を深めることにも大きく寄与するでしょう。
三陽ルールブックに関わる社員の想い
策定に携わった社員は、「このプロジェクトに参加することができたこと自体が大きな喜び」と語っています。具体的な行動指針を通じて、新たな武器を手に入れたという感覚を持っているとのこと。また、子供にも理解できる形で作成されたことにより、社内外を問わず、より多くの仲間やファンを増やすことができると期待されています。[HR営業部の女性社員のコメント]
三陽ルールブックの今後の展望
三陽工業は「日本の製造現場を元気にする」というビジョンを掲げています。ルールブックを通じて、社員一人ひとりが元気に働くことで、企業全体の活力を高め、周囲に良い影響を与えることを目指しています。
このルールブックは9月1日から全社員に配布され、運用が本格的にスタートします。更に、ルールブックに基づいた相談アプリの開発や社内イベントなども計画しており、運用は不終生的に続く予定です。
まとめ
三陽工業が新たに導入した「三陽ルールブック」は、社員の意見を反映し、具体的かつ理解しやすい形で提供されます。子供でも理解できる内容を通じて、全社員が共通の行動指針を持ち、企業文化の形成に寄与することを期待されています。*
このような新しい試みが、三陽工業の未来にどのように影響を与えるか、注目されるところです。