デジタルクルーズ株式会社が3億円の資金調達成功、サービス拡充へ意欲的展開を加速
デジタルクルーズ株式会社が資金調達を実施
デジタルクルーズ株式会社は、このたびみずほキャピタル、名古屋テレビ・ベンチャーズなど5社から総額3億円の資金調達を行いました。この資金は、同社が提供するサイネージサービス「admintSignage」と動画配信サービス「admintTV」の機能強化や、新サービスの展開に注力するための基盤となります。
サイネージサービスの急成長
デジタルクルーズが展開するadmintSignageは、Androidを活用したネットワーク型のサイネージサービスで、すでに1万台以上の端末が導入されています。2020年中には、この数を4万台まで増やす目標を掲げ、さらなる機能の強化を進めています。こうした取り組みにより、顧客へのサービス向上が見込まれています。
動画配信サービスの新たな挑戦
同社の動画配信サービスであるadmintTVは、企業向けのVODやLIVE配信を提供しているだけでなく、短期間でOTT(Over The Top)動画サービスを構築できる新サービス「admintTV Biz」を来春に発表する予定です。admintTV Bizは、会員管理や決済、著作権保護などの機能を一括で提供し、小規模から大規模の動画コンテンツ事業者をサポートすることを目指しています。
自社メディア『TSURIKO』の立ち上げ
さらに、admintTV Bizを利用して、同社が独自に展開するメディア『釣り動画&情報提供TSURIKO』のリリースも計画中です。このプラットフォームは、釣りに関する動画コンテンツや情報を集約し、釣り愛好家に向けた有用なメディアとなることが期待されています。
アジア市場での展開
最近の注目すべき取り組みとして、admintTV Bizβ版がアジアの著名なアイドルグループのコンサートライブ配信に利用されました。この実績により、デジタルサイネージに関しても日本国内はもちろん、アジア圏での引き合いが増加していることが確認されました。
今後のビジョン
デジタルクルーズ株式会社は、今後もクラウドサービス事業を強化し、海外市場への展開を進める方針です。さらに、今回の資金調達により、引受企業との協業や新たなサービスの提供を通じて、ビジネスのさらなる拡大を図ります。
会社概要
デジタルクルーズ株式会社は、東京都中央区日本橋蛎殻町に位置し、資本金は約1924万9千400円です。主な事業内容は、動画配信クラウドサービス、デジタルサイネージサービス、情報提供メディアです。現在、同社は顧客のニーズに応えるため、サービスの質を高める様々な施策を講じています。
結論
デジタルクルーズ株式会社の新たな資金調達とサービスの拡充は、企業の成長を加速させ、視野を広げることに寄与するでしょう。これからの展開にますます期待が高まります。
会社情報
- 会社名
-
デジタルクルーズ株式会社
- 住所
- 東京都千代田区九段北1-14-17AMINAKA九段ビル5階
- 電話番号
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03-6268-9801