旅客船の安全情報提供充実へ！「＋ONEマーク」制度始動、評価認証団体決定

国土交通省は、旅客船事業者の安全性の向上を評価する「＋ONEマーク」制度を創設し、評価及び認証を担う団体として、一般社団法人日本海事代理士会を選定しました。

この制度は、旅客船事業者が安全性の向上に積極的に取り組んでいることを評価することで、乗客の安心感を高め、旅客船の利用促進につなげることを目的としています。

「＋ONEマーク」を取得するためには、事業者は、安全管理体制や乗客への情報提供体制など、一定の基準を満たす必要があります。日本海事代理士会は、これらの基準に基づき、事業者の評価・認証を行います。

国土交通省は、この制度を通じて、旅客船の安全性の向上を図り、より安心安全な旅客船の利用環境を実現することを目指しています。

「＋ONEマーク」制度の概要

目的
旅客船事業者が安全性の向上に積極的に取り組んでいることを評価し、その取り組みを可視化することで、乗客の安心感を高める。
安全性の高い旅客船事業者を積極的に利用促進することで、旅客船全体の安全水準の向上を図る。

評価認証団体
一般社団法人日本海事代理士会

評価基準
安全管理体制
乗客への情報提供体制
事故防止対策
緊急時の対応
その他、安全性の向上に資する取り組み